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自分は自分、他人は他人!! / 課題の分離

こんばんは!けんたです。

今日は、
まだ読んでいらっしゃらない方には
必ず読んでいただきたい名著、

「嫌われる勇気」から

『課題の分離』について紹介します。

◉他人からの目線が気になる人
◉承認欲求との付き合い方がわからない人
◉人間関係で悩んでいる人

におすすめの記事となっています!

では、いきましょう!!☺️

*******

課題の分離とは

課題の分離とは
アルフレッド・アドラーが提唱した

他人が克服すべき課題と、
自分が克服すべき課題を分けること。

のことです。

「その選択によってもたらされる結末を
  最終的に引き受けるのは誰か?」

と、問いかけた時に
それが自分であるなら、

自分が克服すべき課題
=自分の課題 となり、

それが他人であるなら、

他人が克服すべき課題
=他人の課題 となります。

例えば
あなたが職場で部下の勤務態度に
不満を持っているとしましょう。

その場合、
部下の勤務態度が悪いのは
=他人(部下)の課題 であり、
≠自分(あなた)の課題 ではありません。

そのため、
課題の分離に沿って考えると
あなたが部下の勤務態度に
対して口出しすることは誤りで、

◉自信がまず行動で模範になる。
◉勤務態度が良くなるような環境を作る。

といったように、
あなたにできること(自分の課題)
のみを変えるのです。

課題の分離のメリット

前提として、
人間関係などの悩みは、

◉他者が自分の課題に踏み入ってくること。
◉自分が他人の課題に踏み入ること。

によって起こります。

そのため、

課題の分離を行うことによって、

◉他人の課題に介入すること。
◉自分の課題に介入させること。

が起きないようになるため、
悩みの原因を避けることができる
ようになります。

実際に、あなたの最近の
『人間関係のトラブル』
を思い出してみて下さい。

他人の課題に首を突っ込んでいませんか?
また、自分の課題に他人から
押し入れられてはいませんか?

きっと、どちらかであるはずです。笑

また、課題の分離は

『他人は変えられない』

という考えのもと行われています。

◉他人は変えられないが自分は変えられる。
◉変えられない他人を気にしても仕方ない。

という、スタンスです。

そのため、

📌自責思考が身につく。
📌他人に影響されない。

というメリットもあります。

課題の分離の具体例

では、次は実践的に
皆さんが一度は言われたことのある
両親からの

「勉強しなさい!!👹」

について、課題の分離を
説明していきたいと思います。

まず、
親から、子供への、

「勉強しなさい!!👹」

は、他人の課題に口出しをしているので、
課題の分離ができていない状態になります。

なぜなら、

その選択によってもたらされる結末を
  最終的に引き受けるのは誰か?」

ということを考えた時に、

勉強をしなかった結果を
最終的に結末を引き受けるのは
明らかに子供だからです。

勉強をしない=子供の課題

(例えば、勉強をしなかったため
テストでいい点が取れなかったり、
志望校に不合格になったりする。)

この考えを聞いた時に、

「子供は何も知らないから、教えてあげるのは当然で、義務だ。」
「教えてあげるのが子供のためだ。」

という声が聞こえてきそうですが、

そこには、

◉世間体や見栄

◉支配欲求など

を満たすという
『親の目的』が必ず介在します。

それは、課題の分離によると、
他人の課題に土足で踏み込む行為
になるのです。

では、この場合
親が『自分の課題』に目を向けると
どうするのがいいのでしょうか?

それは、子供を信じて見守ることです。

親は、子供に対して、

『勉強しない。ということは本人の課題であり、
もし勉強をしたいと思ったときは、
いつでも手助けをする用意がある。』

とだけ伝えておくのです。

先ほどメリットのところでも
述べましたが、課題の分離は

『他人は変えられない』

という考えのもと行われています。

『馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない。』
のです。

また、これは、
誰しもが持っている承認欲求も同様で、

課題の分離によると
承認欲求も他人の課題に足を踏み入れる行為です。

なぜなら、
あなたの人柄、行動などに対して
他人がどのような判断を下すのかは、
他人の課題であり、
あなたにはどうすることもできないのです。

詰まるところ、
自らの人生で、自分にできることは

『自分の信じる最善の道を選ぶこと』

だけなのです。

まとめ

課題の分離とは
アルフレッド・アドラーが提唱した

他人が克服すべき課題と、
自分が克服すべき課題を分けること。

のことです。

課題は、2つありました。

自分が克服すべき課題
=自分の課題
他人が克服すべき課題
=他人の課題

自分の課題か他人の課題かは、

「その選択によってもたらされる結末を
  最終的に引き受けるのは誰か?」

と問いかけることによって判断できます。

他人と過去を変えることはできませんが、
自分と未来は変えることができます。

上を向いて歩いていきましょう!!

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!☺️

【嫌われる勇気】
まだ読まれてない方は是非読んでみて下さい!!
人生変わるかも。

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