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下積み時代を過ごした街


高校時代はサッカー部に所属し、
インターハイに出場した。
 
大学推薦の話もあったが、
彼はそれを断り、お笑い養成所に入ることを決意した。
 
地元を飛び出し、
東京での芸人生活をスタートさせたが、
同時に極貧生活のスタートでもあった。
 
バイトをしようとしても
社会適応力がなく面接に落ち続け
   
自宅から養成所がまでを歩いて通い、
その道中で小銭が落ちていないか探していた時期もあった。
 
 
そんな下積み時代を耐え抜くと、
ある雑誌のインタビューで、雨上がり決死隊とアメトーークのプロデューサー・加治倫三が注目する若手芸人に名前を挙げられた。
 
 
すると、
その年のキングオブコントでは準優勝
M-1グランプリでは4位になった
知名度は一気に向上し翌年の大ブレイクにつながり、タレント番組出演本数ランキングで6位に輝いた。
 
 
ブレイクから4年後、
自身が執筆した小説が新人小説家の登竜門といわれる「芥川賞」を受賞。
 
お笑い芸人としては史上初の快挙だった。
 
 
以降は、
芸人としてだけでなく作家としても多忙な日々を送る一方で、下積み時代を忘れないために当時住んでいた街に風呂なしのアパートを一部屋借り、執筆部屋として使用している。

 
 
 
 
彼の名前は、

 
 
 
 
又吉直樹

以上、「下積み時代を過ごした街」でした。

※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。

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