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勝負をかけるサラブレッド


彼と同じく、彼の父親も高校球児だった。
 
父親は甲子園に出場し、
ホームランを打ったことがあった。
 
 
そんな父の影響もあり、
彼も小学1年生から野球を始めた。
 
高校は地元兵庫を離れ、山形県の学校に進んだ。

高校では入学直後からレギュラーになった。
3年生では主将に就任。
 
そして最後の夏に甲子園出場を果たした。
 
全試合に4番打者として出場。
2回戦ではホームランを打った。
 
彼がホームランを打ったことで、
甲子園で親子でのホームランとなった。
 
彼の活躍もあり、チームはベスト4進出。
これは山形県勢初の快挙だった。
 
高校日本代表のメンバーにも選出され、
U-18野球ワールドカップにも出場した。
 
 
高校卒業後はドラフト4位で読売ジャイアンツに入団。
将来のレギュラー候補として期待されていたが、2年目の自主トレ期間中にFA人的補償選手として東京ヤクルトスワローズへの移籍が発表された。
 
高卒2年目19歳での移籍は異例中の異例だった。
 
以降は目立った成績は残せておらず、
 
25歳で迎える2020年シーズンは、
結果が求められる。
 

 
 
 
 
彼の名前は、

 
 
 
 
奥村展征

以上、「勝負をかけるサラブレッド」でした。

※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。

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