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漫画をつくれ!っていう話。

こんにちは、みずけんです。
漫画、好きですか?
僕は好きです。
何が好きかって?
新しい価値観や知識に触れられるところかな。

ただ、あえて「漫画を読むこと」よりも
「漫画をつくること」を強くお勧めします。

なぜなら、いいことが3つもあるからです。

・紙とペンだけで、あなた名義の製品ができる
・知識や経験が手に入る(アウトプットする緊張感で学習効率が上がります)
・漫画をつくる仲間ができる

もうひとつ付け加えるなら、あなたの世界を思う存分広められる表現技法だからです。

僕は、絵に上手いも下手も無いと思っており、誰でも漫画をつくることをおすすめしています。
起業家も、投資家も、脳科学者も、エンジニアも、全員、一度漫画をつくってみてください。漫画に定義はありませんが、たった1コマでもいいです。それだけで、見えてくる世界がアップグレードされることを約束します。

今回は、つくり手に着目した話をしたいと思います。
ただし「漫画をつくる」が意味するのは、漫画を描くことに限りません。企画することから売ることまでです。

ここから以下のような内容をお届けします。いつものごとく、独自目線での記事になっています。

・かならずみるべき漫画づくりを扱った作品
・科学する人
・期待できるツール
・コミュニティ

・かならずみるべき漫画づくりを扱った作品

[まんが道]

この作品のいいところは、ドラマをつくる人間にもドラマがあるというメタ構造ががっつり描写されているところです。苦難があっても、ひたむきに前を向き続けることの大事さを感じます。

[フィルムは生きている]

あまり知られていないので、ぜひ紹介したいです。ネタバレになりますが、「絵描きが目が見えなくなってしまったら、どうなるのか」。非常に考えさせられます。

[バクマン]

バクマンの中では、進路を断って漫画道一本に突き進む少年たちの姿が描かれています。その泥臭さがなんとも言えません。肩書きとは何か?夢とは?いい作品とは?

[漫勉]

「プロフェッショナル」と呼ぶにふさわしい漫画家、浦沢直樹さんが、現代を盛り上げる実力派の漫画家を招いて熱く語り合う番組。
ホームページに文字起こしや漫画作りの現場を撮影した動画など掲載されており、必見です!


・科学する人

[養老孟司]

養老孟司さんは「京都国際マンガミュージアム」の館長をつとめていたのを知っていましたか?

「日本人の脳と漫画は非常に相性がいい。なぜなら、絵に対してセリフがあてられている構造は、漢字に対してふりがなが付いている言語構造とそっくりだからなんですよ。日本語を読むとき、人の脳は2箇所が活性化します。これは世界では稀有なことです。普通は一箇所しか使いませんからね。」

私が漫画が好きな理由が、脳の使い方の癖から来ているかもしれないという話、非常に興味深いです。

・期待できるツール

[iPad Pro]

紙とペンがあれば漫画はつくれる!でも、細かく作り込もうと思ったら、道具が欲しくなりますね。
iPad Proは、持ち運べるアトリエという言葉にふさわしいほど、高機能で使いやすいです。

・コミュニティ

[Pixiv]

Pixivは、作家とファンの距離感を革新的に変えたという意味で脱帽のサービスです。「会いにいけるアイドル」を創成した秋元康さんのAKBさながら、「話しかけられるクリエイター」を創成したPixivといったところでしょう。最近は、Pixiv fan box というサービスも注目です。

代表取締役の片桐さんは、なんと現DMM社長。
愛嬌のあるお人柄が、記事から伺えます。(有料記事)

[コルクBooks]

赤マル急上昇中の漫画投稿サイト、コルクBooks。
現代版トキワ荘とも言われています。
「『ネーム』をアップロードする」文化が特徴で、ユーザー同士のコメント欄でのコミュニケーションが活発です。漫画を描く人の特徴と言ってもよいのですが、メタ認知機能が強くて、人当たりが良い人が多い。コミュニケーションしていてとても気持ちがいいです。見習わなければと身が引き締まるほどに。

最近は、大手企業と連携してコンテスト企画も持ち上がり、非常に盛り上がっています。

私も、参加しています!


【ネットマンガラボ (マンガ新聞)】

会員制のオンラインサロンで、漫画を「描く人」「プロモーションする人」が集い、イベントで集まったり部活動をして楽しんでいます。
イベントは、実業家の堀江さんやコルクCEOの佐渡島さんなどの対談企画などが多いです。部活動では、ツイッター運用研究部、筋トレ部などが発足しています。
上記リンク先にある動画でわかりやすく紹介されています。

ベンチャーのような雰囲気があり、「プロジェクトを回して何かを成し遂げてやりたい」という思いのあるメンバーと、俯瞰力のある運営によって、盛り上がって来ています。私も出入りさせて頂いています。


おわりに

江戸から始まった文化である漫画は、この平成最後の年において、「最も注目すべきメディア形態」のひとつとして輝いています。
ビジネスの観点から見ても、情報を受け取れるスピードが段違いに速いのが魅力だと言います。
と同時に、手塚治虫氏に代表されるように、芸術としての漫画制作も、その熱狂がとまることはないようです。
あなたの手元に、ペンと紙はありますか?
スマホはありますか?
何ができるか。漫画を描くことです。

☆おまけ漫画★「話題のあれを漫画で表現」

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感謝しています。

なお、文中でご紹介した内容については、この記事で真偽や正当性を評価・保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

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著者プロフィール
水谷健
1992年11月生まれ、三重県桑名市出身。
名古屋工業大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科卒。
さまざまなタッチで漫画を描くことを好む。
研究家と漫画家と事業家の三本の矢で進むことを夢見る。
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