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山梨ドライブの楽しさ

山梨へドライブした時の話。

ネタとしては、
①雁坂みち(国道140号)
②道志みち(国道413号)
③山梨県道730号

①雁坂みち(国道140号)
これを挙げた理由は、山梨県と埼玉県を唯一結ぶ道路だからである。
国道140号は埼玉県の熊谷から秩父を通り、雁坂トンネルを通って、山梨県山梨市・甲府を通り、最終的には富士川町へ抜ける。
雁坂みちとは笛吹市から雁坂トンネルまでの愛称である。
この140号は1998年の雁坂トンネル開通以前は登山道だったのだ。つまり、雁坂トンネルが開通して初めて山梨と埼玉を直接車で通れるようになったのだ。というのもあり、実際走ってみたかったのである。
埼玉県側は大滝(秩父市)手前と、雁坂トンネル手前がかなりワインディングだった。そして、雁坂トンネルの埼玉坑口に差し掛かる手前には雁坂大橋という紅葉の綺麗な場所を通り、雁坂トンネルを通るのである。トンネルを抜けると山梨市三富に入り、一気に坂を下って、西沢大橋のカーブを通り、西沢渓谷の入り口に差し掛かる。右には広瀬湖があり、笛吹川を隣に坂を下り続けるのである。紅葉の時期は本当にきれいな通りである。雁坂トンネル・広瀬トンネルを抜けた先は本当に絶景だ。

②道志みち(国道413号)
名前の通り、山梨県南都留郡道志村を通る国道である。
国道413号は山梨県山中湖村から道志村を通り、神奈川県相模原市津久井・城山を通り、相模原市街に抜ける道路である。神奈川から山梨へ行く際の一道路である。
これを挙げたのは、道志村の山間を抜けていく侘しさと、県境のワインディングがあって、スリルだからである(安全運転は必要)。
そして、面白いのが山伏峠前後の標高差がかなり違うことだ。峠の標高は1100mで、山中湖村は約1000m近くであるのに対し、道志村は村役場付近でおよそ500mくらいで峠との標高差はかなり大きい。というのもあって、道志みちを選んだ。
富士山へ行く際、南側を走る国道246号でもよいが、休日だと渋滞が激しい。スイスイと走るのであれば、道志みちを選ぶのはありだと思う。

③山梨県道730号
この道路は山中湖小山線という県道で、山梨県南都留郡山中湖村から静岡県駿東郡小山町へ抜ける。
これを挙げたのは2つ理由がある。1つは富士山が目の前に見えるから。下の写真は山中湖村にあるパノラマ台から撮ったもので、富士山と山中湖を同時に写すことができる。富士山写真愛好家にはよく知られた場所である。

もう一つの理由は、この道路の面白さにある。まず、この県道は実は山梨・静岡以外に神奈川県も通っているのである。3県をまたぐ県道であり、全国で見てもあまり多くはない。
そして、もう一つ面白いところは県道の番号である。県道の番号をみると大体は県をまたいでも同じ番号である。さて、この県道はどうなのかというと、山梨・神奈川側は730であるが、静岡になると147になる。つまり、県をまたいで同じにならないのが特徴である。特に山梨と静岡や神奈川と静岡は番号が異なることが多いのだ。さらに、3県をまたいで番号が異なる道路はこの道路だけである。
というのもあり、かなり面白い道路だったので走ってみた。

こういった特徴を知りながらドライブしてみると楽しい。

次山梨へ行くときは国道411号を走ってみようと思っている。というのは、東側から山梨へ抜ける国道は140号、411号、20号、413号、246号経由の138号があり、そのうち411号だけまだ走っていないのだ。
411号は東京都八王子市から青梅を抜け、奥多摩に入り、山梨県北都留郡丹波山村を抜けて、甲州市へ進み、最終的に甲府へ抜ける国道である。
面白さとしては、奥多摩と丹波山村の山間を抜ける侘しさと、大菩薩ラインという名前の山道と絶景があることだ。
ドライブするとしたら、雪解け後のゴールデンウイーク頃を考えている。

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