ここ最近を振り返って

 久しぶりにnoteを書いてみたけど、ここ最近までのことを振り返りたいのでこのテーマで書く。
 といっても前回から2年近く経っているからそもそも何をしてたかを書いていく。

 まず、2年前にさかのぼると、とあるプロジェクトで仕事をしていたが、自分のキャリアプランを考えた時にこのままこのプロジェクトに残って仕事したいかっていう気持ちになり、モヤモヤとしていた。
 新人の頃よりは少しずつ知識や技術は身に付けてはきたけど、自分のやりたいことってこういうことだっけ?と、少しずつだけどモチベが下がり悩んでいた。
 そこでその年の秋ごろ、やりたいこと変えたいなって思って、何か別のプロジェクトがないか相談をしてみて、色々なプロジェクトの紹介を聞いて、その年の冬とあるプロジェクトに変更できることを聞き異動することとなった。

 そして年が明け、異動先のプロジェクトに参画したが、ここはお客さんにあるシステムを導入するかを検討するための実証実験をするプロジェクトだった。
 もちろん、難しい技術や自分の権限ではできないこととかは上司の方に相談することはできるが、基本的には自分から調査し、実験用のシステムを構築し、実験・報告ということをやらないといけない。
 実はそれが自分にとってはやりがいのある仕事だった。なぜかというと、仮説検証しながら、システムを構築して、結果をみて考察し、再構築したりと、お客様さんと相談や報告はするものの、自分で手を動かしながら、成果を出すことができたからだ。
 そして、そのプロジェクトの上司やお客さんも、良い人たちで自分の意見をきちんと受け止めてくれるから、色々と自分から提案できた。
 その結果、なんとか実証実験は成功し、システムの導入のための案件を獲得できたのだ。

 そして、時は少し経ち、システム導入のためのプロジェクトに参画することとなり、何人か部下が参画して、それなりの立場でプロジェクトを進めてきた。
 とはいえ、なんだかんだで3年目でひよこ社員だったから、システム構築に必要な技術とかで不明なところとかはあり、技術的な知見のあるメンバーに助けられながら、システムの構築を進めてきた。
 新人も参画していたから、新人教育とかしながら、プロジェクトを進め、更にお客様と調整しながらと、構築以外に、人とコミュニケーションをとる機会がさらに増えた。
 2年前とは全く異なる状況で、その当時こうなることは想像もしてなかったが、意外にも調整しながら作業するということが苦ではなかった。もちろん、相手と考えていることが食い違うこととかもあって、少し調整が難しかったりすることもあったけど、相手の疑問点を解消するよう丁寧に対応するよう心がけてたからなんとかなったって思ってる。

 さて、仕事とは別に応用情報技術者試験の勉強を進めていた。基本情報はすでに2年前にとっていたから、次は応用情報とるかって漠然と考えていた。
 本格的に始めたのはちょうど導入のプロジェクトが始まったころからだけど、基本情報の知識も半分以上忘れていて知識や技術の復習からスタートした。そして、秋になって午後試験の過去問を解き始めるようになった。
 応用情報の鬼門は午後試験で、記述式の問題であることだ。単語を答えさせるものから、説明させるものまで、記述させる問題が多いことが難関である理由らしい。
 とはいえ、午後試験は5分野選べばよくて、ドハマり問題回避のためにもう1分野保険として対策すればよいから、集中的に6分野勉強していた。自分が選択したのがネットワーク、システムアーキテクト、DB、システム開発、プログラミングで、必須のセキュリティの勉強を進めたが、セキュリティとネットワーク、システムアーキテクトは関連するものが多いから実はそんなに量があるわけではなかった。秋ごろに解いてみた感じは、意外にも6割近く答えられる回が多く、なんとかなるんじゃないって少し油断していた。
 ただ、何か年か過去問を解いてみると、ボロボロの回も出てくるもので、穴があるなって思いながら、色々と対策してた。特にきつかったのがシステム開発で、システム開発はテストとか設計手法とかはよく出るから対策はしやすいが、そうじゃないパターンも結構あって、穴が多かった印象。
 本番2週間前は午後の良く出る問題を見直して、ここは落とさないって対策をしていた。復習の時、プロジェクトのここと関連しているなとか、プロジェクトでのコミュニケーションや技術的な対応とかでこうすればよかったなっていう振り返りとかしながら勉強してて、なんだかんだで仕事と切り離すことができなかった。
 そして受験してみたけど、資格を扱うところの解答速報を見る限り8割くらい取れてそうだから、たぶん大丈夫じゃないなんて思いながら、6末を待っている。

 やっとプロジェクトのことや、応用情報が終わって落ち着いたから、こんな振り返りを書いてみた。というか、振り返ることが多かったから書いたというのが正しいのか。

 思うに、

  • 自分で手を動かしながら試行したい

  • 自分で何か物事を決めたうえで人と相談とかする

という、自分で決める範囲の大きいことが好きなのかもしれない。
 そして、

  • 人と調整する時に、特にネガティブな内容は早めに手を打つこと

  • 丁寧に対応すること。特にネガティブな情報は分かりやすく、そして解消できるように

というのが、プロジェクトを進めてみて感じたことだ。
 あとは、技術的な面でいうのなら、

  • 意外と応用情報とか資格の勉強で出てくるような知識や技術をプロジェクトに反映させる(結構楽になるから)

  • 業務や運用を踏まえながら、技術的に解決することを意識する(意外と作業に没頭すると意識が飛んだりすることがあるから、定期的に確認しないといけない)

  • システム的にもそうだし、上で書いた内容もそうだけどモニタリングが定期的にする、そしてその仕組みも用意する

というのが大事だと思った。
 そして、次のプロジェクトをするにあたって、

  • 自分の環境をきちんと整備すること。技術的なところもそうだが、意思疎通のための環境整備も必要。

  • 色んな技術を常にインプットしておき、整理できるようにしておくこと

は必要だなと思い、GWは外出るとき以外は勉強とか情報収集とかする予定でいる。(仕事とは関係ないけどFP3級の勉強もしてて、ちょっと何言ってるかわかんないって少し絶望してもいるが、それはそれできちんとやろう)

 長々と振り返りを書いてみたが、振り返りたいという気持ちが一つ昇華されたからよかったなって思うのと同時に、結局自分は何をやっていきたいのかなというのを考えるきっかけにもなったとも思っている。

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