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バリエーション豊富なオルタナティブミルク

ドブリーデン!プラハの坂巻有貴です。

すっかり秋らしくなってきたプラハ。急に冬がやってくるのももうすぐ、今のうちに日光をたくさん浴びておかなければと、最近は太陽のご機嫌を伺いながら暮らしています。


さて今日は、代替ミルクについてご紹介します。

2年ほど前にチェコに来てすごくびっくりしたのが、乳製品、加工肉(サラミやハム類)のバリエーションの多さ。それだけニーズがある証拠ですよね。チェコは海がない国なので主食は、肉、じゃがいも、小麦系が多いです。日々これだけの量の肉類をどうやって畜産しているのだろうか。と疑問に思うくらい。
同時にヴィーガン食材の種類も多く、動物性食品を摂らないという選択肢が身近なことなんだと体感しています。


特に最近は、代替ミルク(アーモンドミルク、オートミルク、ライスミルクなどミルクのように使える植物性原料の飲料、食材)がオーガニックスーパーだけでなく、大手の一般スーパーマーケットでも目を惹く場所に陳列される機会が増えている印象です。

先日投稿した記事、オーガニックスーパーCountry Lifeのフリーペーパーにも広告含め、3社も取り上げられていたのでご紹介します。

私が一番好きなブランドは

The Bridge
イタリアで25年以上も100%オーガニックで展開されている家族経営のブランドで、オーガニックハーバルドリンク、クリーム、デザートなどを扱う。北イタリアの山あいの小さな村からの天然水と、大豆、大麦、アーモンド、ココナッツ、スペルト小麦を主原料にした商品を製造。

2020年2月、ドイツのニュルンベルグで開催された、世界最大級のオーガニック見本市ビオファにも出展していました。甘みをりんごジュースでつけているものもあり、4歳の娘は試飲のおかわりを貰うほど気に入っていました。

例えば、OAT(オート麦) Drinkは、自然な甘みが特徴的。オート麦は温帯地域の伝統な作物で、良質のタンパク質、脂質、食物繊維が含まれて、消化によく、環境にも優しい植物です。
Counrty Lifeのオススメのレシピは、クリーム系のパスタ、お豆腐とターメリックをスクランブルエッグ風に仕上げるときの水分として使うと良いそうです。ケーキ作りにも使えるとのこと。

身体に良い製品ということはもちろんなのですが、記事を読んだり、ブランドを調べていて印象的だった記述は、

・オート麦の人気の高まりは、例えば、パーム油やアボカドのような環境への悪影響を与える心配がない。(アボカドはすごくたくさん水を使うんですってね。Netflixのドキュメンタリー番組で扱われていたようです)森林破壊や他の生態学的損害の原因にはならない。

・現在もオート麦は大量に栽培されていて、主には家畜の飼料になっている。仮に圃場面積が増えたとしても、豚に食べさせてその豚を私たちが食べるより、それを直接私たちが摂取する方が簡単。

ということ。

私はヴィーガンではないし、アボカドも以前より買う頻度は下げていますが、好きな食べ物の一つです。体質的に牛乳があまり消化できないという理由で、オーガニックの代替ミルクを選ぶことが多かったのですが、こうして調べたり知っていくと、自分だけのためでなく、次の世代のため、環境のためにもなる製品だったのだと改めて気づきました。

オーガニック製品やサスティナブルな想いを持ったブランドの製品を選ぶことは、パーソナルベネフィットだけではなく、ソーシャルベネフィットにも繋がるんですよね。そう考えて、完全にではなくても"できるだけ"、オーガニック/サスティナブルな製品を選ぼうと思っています。


そして、この代替ミルクの中で最近のトレンドは、”バリスタ用”。まだ飲んだことが無いので、カフェで見つけたら、またレポートしますね。

ではまた近々。ヘスキーデン(よい1日を)!

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