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日光の門前町、その文化に関するあれこれ

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日光の門前町。大きな光に照らされて光が当たってきた部分もあれば、まだまだ知られざる暮らしや文化があります。それらについて調べ、考えたポストを集めます。
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記事一覧

栗石返し〜社寺と門前町のつながり〜

「栗石返し(くりいしかえし)」という清掃活動がある。 形式だけを捉えれば“清掃活動”では…

祭りのあと

ふぅ。 今年も春の大祭が終わった。 「日光弥生祭」という。 個人的には3回目の筆頭頭役を仰…

金谷ホテルの150年を俯瞰し、寿ぐ。

昨年、日光金谷ホテルが創業150年を迎えた。 「現存する日本最古のクラシックホテル」という枕…

町裏の遊び場。

《この記事は2023年の年末に書き始めるも、結局アップできず、今に至ります。恥。》 先日、年…

松の内も過ぎて

年明けから、大きな災害や事故のニュースに胸が痛むことになった。しかも、毎日のように。 な…

3つのターニングポイントのうちの3つ目

まちあるきガイドツアー「日光ぶらり」では、冒頭で日光の概略としてガイダンス的にお話するこ…

奥日光の中禅寺湖畔で考えたこと

休日。 奥日光へふらりと。 「ふらりと」と言う表現は、途中いろは坂が待ち構えている行程に相応しいかどうか。でも、車で2~30分で天空の湖畔に到着するのだから、表現としてはまあ良いのかな。 来るたびに、この自然環境の中に社寺と門前町があるということを再認識する。 ダイナミズムと信仰。 人はかつて、この自然の中に親しみや喜び、感動の他にも畏怖も見出したのだろう。 自然環境、風景から受ける印象やそれを起因とする心の動きによって住環境がかたちづくられる。 住は即ち生業。生業は町を

観光の“伸び縮み”

この春でコロナ禍のフェーズが大きく変わり、日光の門前町の観光が再始動した。 大通りをゆっ…

“楽しみ”と“面倒”は紙一重。

コロナ禍は続くも、社会は、世の中は、まわり出した。 一進一退がありつつも、昨年後半からは…

伝統と革新と

またもや久しぶりの門前日誌になる。 レビューの途中ではあるが、最近またもや強く感じている…

石と木の文化 -石編-

またまた久しぶりになったマガジン「門前日誌」への投稿。 年度も新しくなったので、気持ちも…