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【航空運送状 Part③】航空運送状(Air Waybill)の概要と特徴について🌟:貿易実務検定C級対策 No.38

今回は「航空運送状:Air Waybill」について
一緒に学習していきましょう👍

前回は、航空貨物輸送契約や運賃を
メインに解説していきましたが

その際、直接貨物輸送契約と
混載貨物輸送契約とでは
若干異なる点があることを
確認しておきました👍

今回は、航空運送状の観点から
航空輸送についての実務を
しっかりと学習しましょう✨


貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

私が挑戦する貿易実務検定®
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。

実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方などにとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう


私も2024年4月から商社へ勤務する
予定ですのでキャリアのなかで貿易実務の
エキスパートを目指していきたいです!

そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたい
と思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥

最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚

前回のお復習い💖

航空運送状:Air Waybill📚

今回は、航空運送状について
重要論点を整理していきます👍

Air Waybillは航空機で輸出・輸入
するときの船積書類の一つです🔖


輸入者はインボイスやパッキングリスト
と一緒に輸出者から受け取ります。
意味合いとしては運送会社(航空会社)
が発行する貨物の預かり証になります!

それでは、貿易実務検定でも出題
される傾向のある航空運送状(AWB)
についてしっかり理解しましょう💛

直接貨物輸送契約の場合🛃

直接貨物輸送契約の場合には
航空会社の運送約款、規則、運賃率などに
基づいて運送契約が締結されると
IATAの規則に基づいた航空運送状(AWB)
が発行されることになります📝

混載貨物輸送契約の場合🛄

個々の小口貨物の荷主と混載業者との間で
混載貨物輸送契約が締結されると、個々の
荷主から小口貨物をまとめ大口貨物とした
混載業者が代表荷主となって航空会社と
運送契約を結ぶ
ことになります📝

この際には、混載業者には航空会社から
通常の航空運送状(Air Waybill)が交付されます。

その一方で、個々の小口貨物の荷主に対しては
混載業者が運送人の立場となり
混載航空運送状(House Air Waybill)
を発行することになります📝

したがって、このHouse Air Waybillと
区別するために、航空会社が混載業者に
対して発行する通常の航空運症状のこと

マスター・エア・ウェイビル(MAWB)
呼んでいることを覚えておきましょう👍

それでは、以下に航空運送状の特徴
についてまとめていくことにします👍

①有価証券ではない

航空運送状(Air Waybill)は
海上輸送の場合における船荷証券(B/L)と
同様に輸送契約の証拠書類ですが…

B/Lとは異なり、有価証券ではありません📝
したがって、航空貨物の受取りには
航空運送状を必要としない
点にB/Lとの
差異があることを覚えておきましょう🔖

②記名式での発行

航空運送状(AWB)は記名式ですので
貨物は到着地でAWBに記載されている
荷受人(Consignee)に引渡されます📦

③受取式での発行

船荷証券(B/L)は受取式(Received)と
船積式(Shipped)がありましたが
航空運送状(AWB)は常に受取式
で発行される点を覚えておきましょう👍
記名式での発行ですからね👀

④貨物価格の申告

航空貨物では不測の事故に直面した際
運送人に対して貨物の損傷などの補償を
求めようとする場合に備えて
事前に貨物の価格を運送人に申告すること
になっています👀

この場合には、AWB上の
「Declared Value for Carriage」欄に
金額を記載することになっています📝

そして、この価格は運送中の貨物の損傷に
対する運送人の最高責任限度額となります💴

しかし、この欄に「NVD」
記載することも可能です。
これは「無申告(No Value Declared)」という
意味で、無申告と記載するのもある種の申告
という形で認められているのです👍

なお、無申告「NVD」の場合の運送人の
貨物に対する責任額は、IATAの約款により
1kg当たりSDR22.00が限度となります。

つまり、貨物の金額が1kg当たりSDR22.00を
超えない場合には「NVD」と記載します。

※なお、SDRとは、国際通貨基金の定める
特別引出権のことであり
全世界共通の通貨単位を表します。
※レートは毎年変更されます。

本日の解説はここまでとします!
貿易実務検定でしっかり得点できる
ように丁寧に勉強してまいります💛

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨       

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今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

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