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【資金調達の真相💴】資産市場における企業の資金調達方法に対する正しい理解 Part②:経済学理論解説 2023/07/18

Introduction:マクロ経済学を修めたい💛


経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍

「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います

学部レベルのマクロ経済学は
個人的によく理解できたつもりです

しかしながら、本当の経済の動向を理解するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥

実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまいます💦

何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました

これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍

先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います

だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います

私がこれからアウトプットする
マクロ経済学における資産市場の役割
についての要点整理
をどうぞご愛読ください📖

本投稿作成における参考文献は以下の通りです


資産価格とマクロ経済の関係性

ちなみに前回の記事はこちらになります

資産市場は債券や株式などの証券や銀行預金などさまざまな資産を取引する市場の総称になります
この市場のプレイヤーは、投資家と呼ばれてます
個々の資産価格は、投資家の売買によって決められていますが、その価格は取引の状況によって絶えず変化することになるのです

企業の資金調達手段

家計も企業も、黒字主体/赤字主体のそれぞれが存在します
近年の傾向を見ると、企業が資金不足主体であり、家計は資金余剰主体であることが多いように思われます
1990年代後半以降の日本の企業部門は、資金余剰主体であったというデータも過去に存在していますが、、、
以下では、資産市場において家計が資金を供給する主体であり、企業が資金を受容していることになると想定してお話を進めていくことにしましょう

また、政府も国債を発行して、家計から資金を調達していますので、政府も資金を需要する主体であるとします📝

企業が家計から資金を調達する手段としては、さまざまなものが存在します
代表的な例を挙げるとすると、①銀行借入(融資)、②株式発行(エクイティ・ファイナンス)そして、③社債発行(デット・ファイナンス)になります

①銀行借入のケース

銀行借入の場合ですと、融資額や元本を返済する期限、そして貸出金利などを諸条件を決めてから、企業は借用証書を発行し、その代わりに銀行は企業に融資を実行します
企業は調達した資金で、設備投資などを含めた営利活動を継続し、その結果、発生した利益から、あらかじめ決められていた金利に応じて「利息」を払うことになるのです
その後、満期になると企業は元本を銀行に返済して、融資の契約は終わります

②株式による資金調達

株式は、企業が投資家に発行した証券であり、投資家は株式を「直接」購入することによって資金を供給します
銀行借入と同じく、企業が得た利益は投資家(株主)に対して配当(Divident)として還元されるのです
この配当金額は企業の業績によって変動しますので、株式会社の所有者は株主ということになるのです📝


③社債による資金調達

社債は、企業が発行する債券になります
株式と同じように、投資家はこの債券を購入することができます
ただし、株式と異なる点は、投資家に償還される金額、償還期限、そして金利が社債発行時に決まっている点です
つまり、株式よりも社債のほうが相対的に確実性が高く、リスクが少ない資産と言えるのです📝
社債は、投資家個人との銀行融資契約と思えば理解が早まりますが、総じて社債はその保有者に対する借用証書と見なすことができるのです

間接金融と直接金融との違い

企業が株式や社債で資金調達をしている場合、家計の立場から見れば、特定の企業に対してダイレクトに「直接」資金を供給していることになります
例えば、トヨタ自動車の株式を購入したら、その資金は直接トヨタ自動車の資金になるということですね
これに対して、銀行を通じて資金を供給している場合は、株式や社債の場合と資金の調達フローが異なっています

金融仲介機関である銀行は、多数の家計から「預金(deposit)」という形で資金を集めて、多数の企業に資金を融資しているのです
したがって、家計は自分の預金がどこの企業にいくら融資されたのか、ということを知るよしもないのです
また、同時に企業は銀行から借りた資金がどこの家計からいくら調達されたのか、ということを知ることはできないのです📝

このような資産市場におけるマネタイズへのアプローチの差異について
前者は「直接金融」、そして後者は「間接金融」と呼ばれているのです


本日の解説は、以上とします📝

ぜひ、これらの知見をベースとして
実際の世の中の経済動向に当てはめて考えていくという応用を効かせて
経済の仕組みを基礎的モデルから
ご理解されることを推奨いたします💗

関連記事のご紹介🔖


付録:私の卒論研究テーマについて🔖

私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝

日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)

経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します

だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています

決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています

ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥


本日の解説は以上とします
今後も経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点による説明など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、今後とも宜しくお願いします🥺

マガジンのご紹介🔔

こちらのマガジンにて
卒業論文執筆への軌跡
エッセンシャル経済学理論集、ならびに
国際経済学🌏の基礎理論をまとめています

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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今後とも何卒よろしくお願いいたします!


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