見出し画像

【銀行勘定調整表とは?】ある時点での当座預金の不一致を解決するためのアプローチ✨:エッセンシャル会計学 No.11

今回は、当座預金や銀行勘定調整表の概要について一緒に学んでいこうと思います

決算日などの一定時点において、企業側の当座預金勘定の残高と銀行側における当座預金口座の残高が不一致になっていたらどのように処理すればよいのでしょうか??

正しい仕訳、会計ルールについて理解しましょう

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています

今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいと思います
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います

ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖

前回のお復習い📑

当座預金に対する会計処理🏦

当座預金に対する会計処理のパートでは、銀行勘定調整表について理解する必要があります

この銀行勘定調整表はおさえるべきポイントが多く大変と言われていますが、試験では頻出です📝

まずは、ざっくりと概要を確認し、どういう論点なのかを把握したうえで、各論点を詳しく解説していきます

銀行勘定調整表とは?

銀行勘定調整表とは、企業と銀行の当座預金残高のズレの原因を調査するために 作成する表のことです

企業側の当座預金勘定の残高と銀行側における当座預金口座の残高は、本来一致しているはずです
しかしながら、決算日等の一定時点において不一致となっていることもあるでしょう

このズレの原因を調査し、必要な調整を行うために作成する表が、今回学習する銀行勘定調整表なのです
なお、この銀行勘定調整表は、銀行通帳のようなイメージをお持ちいただければ、ご理解いただける内容かなと思います

なぜならば、実務上、銀行側の残高は、銀行に「残高証明書」を発行してもらって確認するというプロセスをたどるからです

不一致の原因への対応

不一致の原因には、その原因が①当社にある場合と、②当社にない場合の2つが考えられます
以下では2つのパターンについて整理していくことにします

➀不一致の原因が当社にある場合

不一致の原因が当社にある場合、当社側の修正項目となります

この場合、当社の当座預金残高を修正することになるため、それに対応した仕訳を行い、当座預金勘定の残高を修正していくことになります

例えばですが、銀行勘定調整表より、当社残高のずれ(+300、△100)を
(借)当座預金:300 (貸)誤差…:300
(借)誤差…:100 (貸)当座預金:300
上記のような仕訳を通して、当座預金の残高を修正します

②不一致の原因が当社にない場合

時が経過するだけでズレが解消するような場合には、そのズレを当社側で修正する必要はありません
つまり、仕訳はありません💦

よって、銀行勘定調整表では銀行側の修正項目となっているということです

銀行勘定調整表の形式と仕組み

銀行勘定調整表は当社側残高と銀行側残高を左右に並べ、ズレの原因を調整し、 当座預金の修正後残高を算定します

当社と銀行の双方の記録を確認することで、ズレの原因を特定することができますから、現金のように、原因不明ということはありませんし、この修正後残高は必ず一致することになるのです
そして、修正後残高が貸借対照表計上額になります

なお、銀行勘定調整表は内部的に作成するものであり、財務諸表ではないため作成方法に決まりはありません📝

本日の解説はここまでとします💖

私が考える会計学を学ぶ意義💖

会計知識は、経理や会計士だけが理解していればいいというわけではありません

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職、経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であると考えているからです

ほとんどすべての会社は、営利団体であると思われます
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し、事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう

私も株式会社に就職を予定している以上、利益の出る仕組み、お金の流れは確実理解をしておく必要があることを自覚しています

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も、全て会計が関係しているのです
また、営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき、予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう

そして、会計の知識を洗練していけば将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトにアサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥

会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね
この知識があるのとないとでは、今後の仕事の仕方が大きく変わることに間違いはないでしょう

これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのが求められると思います

私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば、英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくと考えていますので、グローバルスタンダードにも挑戦していくことにしましょう🔥

なお参考資料は以下の通りです

おすすめマガジンのご紹介🔔

こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです

改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました
🍀

だからこそ、ご縁を大切
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
お気軽にコメント、いいね「スキ」💖
そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍
今後とも何卒よろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集

推しのホラーマンガ

推しのバトルマンガ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?