見出し画像

神奈川県高校野球決勝


先日行われた神奈川県高校野球決勝
横浜VS東海大相模の試合を見てきた。

初めて高校野球の決勝戦を観に行った。

試合はここ数年の決勝戦の中でも特に痺れる展開だったと思う。

結果的には横浜高校のサヨナラ勝ち

ただ両校の差はほとんどなかった。

ちょっとしたミスから勝負が決まった。

どちらのチームも見ていて感じたのは、
ミスをミスじゃなくする能力が高いチーム同士だったと思った。
送りバント失敗やボールを弾いてからの処理、
エラーなど流れが傾いてもおかしくないようなプレーがあり、それでも両チーム踏ん張り続けていた。

これがトップレベルの野球かと思った。

そんな試合展開だったからこそ、ミスで勝負が決した時、負けたチームは相当に悔しかったと思う。

甲子園が決まって、歓喜する横浜高校ベンチ前
崩れ落ちている東海大相模のベンチ前

勝負の厳しさがたしかにそこに存在した。

両チームのベンチ前の様子を見ていて、
こんなにもはっきりと真反対の光景があるのだろうかとちょっと不思議に感じた。

挨拶が終わって、立てなくなる東海大相模の選手たちに相模の監督さん?が涙声で前を向け!
って選手たちを鼓舞していた。

その声はレフトスタンドにいた私のところまで聞こえるくらい気迫迫ったものだった。

そんな東海大相模を見て、野球に賭けてきた想いを感じた。
野球というスポーツの試合で負けて、立てなくなるくらい泣いて、悔しがる。
極端に言ってしまえばたかたがスポーツだ。
それに対して、本気になれる。
そんな姿に刺激をもらった。
本気になって作り上げたものかつ負けたら終わりという儚さが最高のものを作りあげたんだと実感した。

それは勝者からは感じるのことのできなかった感情だった。

敗者の方が美しく見えてしまうのは
日本人の性なのかもしれない。


やっぱり高校野球って良いなって思えた瞬間だったし、自分も監督としてあの場所に立ちたいと夢描いた瞬間だった。


今回の試合を見れてよかった。

そして相模を倒した横浜高校の甲子園での
活躍ぶりに期待が高まる。

そんな1日だった。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?