パスポートを取れないかもしれない地獄の日々を終えて

2022年6月9日 19:09

はい、どうもどうも。お久しぶりすぎるかもしれませぬ、本日私の復活記念日でございます。

今年初めてnoteを更新する。久しぶりすぎて、自分が今までどんな内容で記事を書いていたか忘れかけているくらいだ・・。

去年の暮れにヨーロッパから帰国し、試練の連続だった。私は一人暮らしの身だから、部屋も一から借りなきゃならんし、本当に苦難困難ばかりの日々だった。

その苦難の主要？とも言える原因は

パスポートが更新できない可能性があったからである。。

え？お前なにやらかした！って思う方は私の過去の記事を遡ってほしい。

私は数年前に、マレーシアのペナン島から、タイにバスで入国する際、なんとそのゲートで入国拒否を食らってしまったのだ。

詳細は是非過去の記事を閲覧してほしいが、理由としてはタイに渡航歴が多いことと、服装が汚く、所持金がないと判断されたためらしい。大使館に問い合わせたらこういう答えだったが、服装が汚いは失礼だな！！(笑)

とにかく、この記事は読者の皆様への警鐘である。入国拒否を体験する人は海外大好き勢の中ではさほど珍しい方ではないだろう(?)

海外の国の中では、結構些細なことで門前払いをされることはあるあるだ。強制送還されたって人も少なくないはずだ。

一度でも入国拒否をされたり、拘束されたりした人はパスポート更新の際、外務省に審査されるというシステムがあるのだ。

1、2ヶ月審査されて、発行されるか否かということが決定する。知っての通り通常のパスポートは一週間で発行される。それの最大で八倍の時間を要するってことだ。この場合は市役所では手続きできないから、都道府県の旅券センターに問い合わせる必要がある。

更に、審査で限定パスポートになる可能性もある。この限定版は渡航する国を事前に申請しなければ、パスポートとしての効力がない。逐一書類を書いて、外務省に提出することになる。しかも期限は一年らしい。

この事実をネットで調べて知った瞬間、絶望したのは言うまでもない。電話で海外のビザなどを扱う行政書士の方に問い合わせてみた。

実際、審査で限定パスポートになる人は有罪判決で執行猶予中の人とかが対象になるのだとか。要するに法律の中で入国拒否あった場合提出の義務があるが、ほとんどの場合は通常通り発給されるのだとか。

ただ数名の方々のパスポート更新に関するブログを見ていると、審査に1ヶ月を要すると限定パスポートになって返ってくるとか、入国拒否理由によっては限定になるだとか、恐ろしいことが結構書かれてあった。

今回、その倍の2ヶ月待たされたのが吾輩ですよ、4月から心にずーっと闇を抱えながら今日まで待っていたってわけだ・・。発給されなかったら、もう海外でビジネスするっていう夢がぶっ壊れるわけなんで、本当に生きた屍のような精神だった(?)

ここで仮に虚偽の申告をしてしまうと、後々発覚した際に法律違反となって処罰されてしまうのだ。正直者は救われると言ったものだが、もし過去どんな理由であれ入国拒否なんかを食らった旅人は必ず外務省の審査を受けること！！

当時、私はその年にすでに2回、タイから隣国にバスで移動していた。そして入国拒否されたその回がちょうど3回目。近年、タイでのビザランが厳しく規制され、陸路移動は年に2回までに制限された。これ以上の場合はビザが必要である。
※空路、海路は無関係

あと入国審査では無難な格好をして行ったほうが良い。確かに、あの時私はタンクトップに半パンという、いかにも放浪者のような格好をしていた。不法滞在者と勘違いされぬよう、少し小綺麗な格好が望ましいかもしれない。

海外に行ってトラブルにあって、それも人生経験だから、とプラスに捉えることはできる。しかし、入国拒否でパスポート更新にハンデがあったりと、一つの気の緩みで今後の旅に支障をきたす場合がある。某意識高い旅行学生団体メンバーが、無茶な旅をしてバズっていたりする世の中だから、あえて言いたい。

そんなこんなで、パスポートが取れない不安に襲われた私は、どうしても旅の記事を書く気が出なかった。もう海外に行けなかったらどうしよう、記事を書くと海外のことを余計に思ってしまい、どうしても書く気になれなかったのだ。

しかし！今日無事にパスポート発行が決まった。
フランスに休暇で行った話の前編から、完全に時が止まってしまっている・・この話の続きはこれから連載していくつもりなんで、お楽しみに！！

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