人はなぜ戦争をするのか-家族愛と隣人愛

 「家族愛」ー私の母は今年の8月で満102才になる。何事にも他人の手を借りずに、独立独歩の精神で世知辛い世界を生きてきたが、100才の手前で足が不自由になり、とうとう家族(殆ど妻)の手を借りても生活するようになった。この時、寝たきりではなく、5~6mの距離を杖などを頼りに10分ほどかかることに。しかし頭はしっかりして認知症には程遠い。この時期から風呂浴など、初の公的支援を受けることになった。
  妻の母は1924生、今年満100歳になる。2年前コロナ過の中、一週間ほど入院したもののまた元気になり、週5日のデイサービスに通うなど、穏やかな日々を現在送っている。
 義兄の母は1919年生、惜しくも2年前に亡くなり、しかし102才の大往生を遂げた。100歳までは頭も足腰もしっかりしていて、元気に活動していたが、その後転んで足の骨を折り、それからはベッドの上での嫁の手厚い保護の下、寝たきりに。最後は家族に見守られながらの幸であった。
 私、妻、義兄の三母百寿者の過去、未来は、類的生命を目的に生きてきた証なのかもしれない。

 


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