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人はなぜ戦争をするのか-家族愛と隣人愛-2

 「隣人愛」 「自分を愛するよぅにあなたの隣人を愛せ」聖書でイエスの言葉だが、これは理念であり実践するには不可能に近いかと思う。というのはそれは人口愛が殆どで、対立争いを主にし欺瞞に満ちているから。イエスはまた「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」ともいう。これもまた自然生命に反するような言葉だ。表向きでの友好、愛を語り相手を油断させ倒す破滅に導くタナトス(死)が目的であり、愛(エロス)は単なる手段化してしまうものだ。 隣人愛とは、神を信奉目的とする宗教愛である。  歴史を振り

    • 人はなぜ戦争をするのか-家族愛と隣人愛

       「家族愛」ー私の母は今年の8月で満102才になる。何事にも他人の手を借りずに、独立独歩の精神で世知辛い世界を生きてきたが、100才の手前で足が不自由になり、とうとう家族(殆ど妻)の手を借りても生活するようになった。この時、寝たきりではなく、5~6mの距離を杖などを頼りに10分ほどかかることに。しかし頭はしっかりして認知症には程遠い。この時期から風呂浴など、初の公的支援を受けることになった。 妻の母は1924生、今年満100歳になる。2年前コロナ過の中、一週間ほど入院した

      • 大地震予測ー9

         2024,4月15日,大地震が発生する恐れ、M7.7(±0.1)、 津波などに万全の注意を、お気を付けください。 地球学(教科書)-「月は地球の周りを27.3日かけて回り、そのため月の満ち欠けは29.5日となる。」これらは本当か、科学真理だろうか、疑わしい。 何故なら,地球自体にそのような極重物体(月))を振り回すほどのエネルギー力は持ち合わせているはずがないだろう。 確かに地球は、一日かけて自(己回)転(コペルニクス転回)している、という。これも疑わしい、偽科学では?

        • 大地震を予測するー6

           2024,3月13日、千葉県東方沖、M7.5前後の大地震が発生する恐れ、津波などに万全の注意を、お気を付けください。  アインシュタインは、「物理学はいかに、、」で「私自身は、人間の心-観念の世界と現象(現実)の世界の関係を見つけ出そうとの試みである。」一方彼は「地球は太陽の周りを年に一度回っている。」というコペルニクス転回を科学的事実として信じた。  この二つのことからわかることは、アインの相対性理論は、科学(事実)ではなく観念の世界、ということである。  なぜなら①太

        人はなぜ戦争をするのか-家族愛と隣人愛-2

          大地震を予測するー5

            前回につつ‘‘き2024,3月13日、M7.5前後の大地震が発生する恐れあり、津波などに万全の注意を。 現在、千葉県東方沖では群発地震が発生している。はっきりとしたことはわからないが、そこで起こるかもしれません。お気を付けください。

          大地震を予測するー5

          大地震を予測するー4

           2024,3月13日、M7.5 前後の大地震が発生するかもしれない。津波などに万全の注意を、お気をつけください。

          大地震を予測するー4

          大地震を予測するー3

           2024、今年、1月1日、能登半島近海での大地震(M7.4)により亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。 2023,12月14日と12月23日の私の予測では、2024,1月1日(前後)、M7以上の大地震が起きるであった。ほぼ事実のとおりとなった。しかし残念ながら、空間(場)が全く外れてしまい、申し訳ありません。この次は頑張ります。

          大地震を予測するー3

          大地震を予測する?ー②

           前回予想では,2024,1/1(元旦)前後に大地震が起きる、であった。これは今回も同じであるが、空間(場)の予想が前回と異なり以下のようになるかもしれない。  N- 22.9度、E-140.9度,(自考で40%の確率)小笠原諸島南海付近となります。2011,3.11,東北沖大地震M9.1の大災害が起こった。少しでも犠牲が減らされるようにがんばります。

          大地震を予測する?ー②

          「大地震を予測する?」

           久しぶりの投稿、仰々しい、しかしまじめに考えてのこと、金銭的物欲も全どなく、2024年,1月1日(元旦)前後に、N-44.6度,E-33.4度ー約30%の確率で、M7か、それ以上の大地震が起こるかもしれない。  「物理学はいかに創られたか」の中でアインシュタインは言った。「地球は年に一度太陽の周りを楕円軌道で回っている、光は秒速30万KMで走る」と。この言は事実か、自然の真理だろうか、疑わしい、、 上記の場(空間)は、クリミヤ半島沿海,かつての英露戦争、現在のウクライナとロ

          「大地震を予測する?」

          漱石の夢「第一夜]-②

           「解説」 夢の中の自分とはもちろん作者漱石であるが、「あおむけに寝た女」とはいったい、誰のことか、中心となるテーマを含んでいるよぅな、ここが問題である。  夢は人間だけが見るもの、人間以外の他のあらゆる動物には夢というものは存在しない、だから夢はあまりに人間的な心が見るものである。さらに言うと日中起きているときに見る夢より、夜寝ているとき見る夢が本来の姿、本物の心(本心)である。 人間の本質の心ー類心がある。  吉本(隆明)ー『夢十夜』は宿命の物語である。「宿命」とは第一に

          漱石の夢「第一夜]-②

          夢分析入門-漱石の「夢十夜」-

          「第一夜」-要約①「こんな夢を見た。腕組みをして枕元に座っていると、あおむけに寝た女が静かな声でもう死にますという。女は長い髪、真っ白なうりざね顔だが、頬は暖かい血の色が差し唇の色も赤い。長いまつ毛に包まれた真っ暗な瞳はすきとおってつやがある。とても死にそうには見えない。 自分(漱石)はまくらのそばに口をつけて死ぬんじゃなかろうね、と女にきいた。女は死ぬんですもの仕方ないわ、と言ってにこりと笑って見せた。その真っ黒な瞳の奥に、自分の姿が鮮やかに浮かんでいた。」   

          夢分析入門-漱石の「夢十夜」-

          夢分析-序②

           夢に人を加えると「儚」いとなる。とすると夢は空しさ、取るに足らない象徴のようなものと思われる。 確かに、途中もよおして、目が覚めて、今夢を見ていたことに気が付くが、それから10分ほど後にはもう夢を忘れたりする。儚い記憶がそうさせたのかもしれない。 ところが夢は一方でそれらのこととは打って変わって、人間にとって、非常に貴重で普遍的な、他者との対立や、国家間戦争などを抑止するための、なくてはならない心であるらしい。といってもほとんどの人はそのことを知らないのであるが。 というの

          夢分析-序②

          「夢」分析入門-序

           「夢」は人間にとって以外にも非常に貴重なものであるらしい。というのは、第一に「夢」人間の心(感情)だけが見るもの、人間以外の他のあらゆる動物には夢というものは存在しないはずだから。あらゆる動物には幻想、想像力という心、感情の働きは持ち合わせていない。だから夢は人間(ヒューマニズム)の発達した心なのである。確かに動物にも、怒り、喜び、苦、悲しみの感情は持ち合わせるが、しかし動物の感情(心)は単純な、アナログ的なものでしかない。これに対し人間の心(感情)は複合、デジタル的である

          「夢」分析入門-序

          人はなぜ戦争をするのか-⑦²

          ライオンの個体種欲動は、人間も自然動物の仲間としての同じ欲動であるが、シマウマの、としては質の異なる欲動である。いや、と言うより ライオンやシマウマの自然動物には、死の恐怖が一種類しかないが、人間には二種類の死の恐怖が備わっているようです。 1つは、他の動物と同じ個体種欲動の持つ死の恐怖、もう一つは人間だけにしか持ち合わせのない、動物には全くない、それから疎外進化によって獲得したもの、すなわち種の一段階進化した類個体欲動の持つ類の欲動といえるものです。 前記でフロイドが言った

          人はなぜ戦争をするのか-⑦²

          人はなぜ戦争をするのか-⑦

           フロイドは、「利己的(悪しき)欲動を社会的欲動に改善させるためには、二つの方法がある。一つは内的要因として、エロス(愛)的成分を混ぜることによって為される。第二に外的要因として、さまざまな文化的環境からの要求の代表として強制による教育がある。 文化とは、欲動の充足によって得られる満足を放棄することにより獲得されるものである。 結局、人間の成長の過程で生まれるすべての内的強制は、すなわち人類の発展の歴史においては、外的強制にすぎなかったと想定できる。」と言った。  「解説」

          人はなぜ戦争をするのか-⑦

          カールマルクスー「疎外」論-➂

          自然生命欲求で見ると、マルクスの視野、「疎外」論は、個体と種の相反する欲動を併せ持つ個体種欲動を目的とするものであると、前回いった。 では固体種欲動とは何?それはどういうものかが説明されてこなかった。また個体種欲動が、なぜマルクスの視野、疎外論と位置目的が同じなのか。以下で説明を試みてみよう。 個体種欲動とはいいかえると、個体集団(全体)欲動である。 たとえば鮭(魚)は、主に個それぞれではなく、集団で生命活動を行う。 集団活動は、個のそれぞれの活動よりエネルギーが強大にな

          カールマルクスー「疎外」論-➂