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【ジョードプル③】さよなら青い街

舞い戻ったジョードプルで、これまた素敵なゲストハウスに出会ってしまった。

ウォーターサーバー、冷蔵庫、キッチンが使い放題に加えて共用スペースが超充実している。
早朝の到着時、チェックインできるのは12時からだけど、それまで自由にくつろいでいていいよ!と言うので遠慮なくロビーで休ませてもらうことに。それがあまりにも快適で、これもう部屋なくても充分なんじゃ?というくらいだった。

ジャイプールで泊まった宿も最高だったが、それをさらに広くして賑やかにした感じ。カフェ利用もできるので、一日中ずっと流行りのポップスが流れていて、ここがインドであることを忘れてしまう。
街の中心部から少し離れている(時計塔まで徒歩20分くらい)ことだけがネック。

永遠にいられる共用スペース

これまではたかが宿と思ってたけど、宿の快適さって旅の満足度と直結するんだね。みんな知ってた?僕は今になってようやく学んだ気がする。
そんなわけで、せっかくのジョードプル最終日も半分以上はここでダラダラしてしまったとさ。

市街では、歩き方にも載っている韓国料理屋に行った。味は…まあ本場とは別物だが悪くはない。キムチはポカラで食べたものよりは全然イケた。

僕の知ってるピビンパとは少し違った

このお店で、韓国から来たカメラマンの青年に出会う。インドにはプライベートで来ているらしいが、生業にしているだけあって彼が撮った写真はどれも圧巻で僕のそれとは雲泥の差だった…当たり前だけど。インスタだけでも聞いておけばよかったと後悔。

2人で話していたところへ、興味を持ったのか隣の席に座っていた女性が参加してきた。インドネシア人の彼女は、ジョードプルにある映画学校の留学生らしい。すでに2年住んでいるが、インドの食べ物は辛すぎていまだ口に合わないと嘆いていたのが可笑しかった。
その後の話題といえば、お互いの国の好きな食べ物や、インドで訪れて良かった場所など、とりとめのない内容ばかりだったが、旧市街の日暮れを眺めながら楽しむ一期一会はとても貴重な時間に思えた。

子どもたちの間で大ブームのかんしゃく玉をわけてもらう

さて、駆け足で周ったラジャスタンも、あっという間に次が最後の街。そしてさよならブルーシティ。いればいるほどに、愛着が湧く街だった。また逢う日まで。

〜旅のBGM〜
RIP SLYME/BLUE BE-BOP

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