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人生の難易度を決めているのは誰? 『ドSの宇宙さん』考察3

 おばんです(朝読んでいる方は、おはようござりす)。

 仙台の作家で、僕の盟友でもある小池浩さんの代表作、『借金2000万年を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』の考察をします。

人生ゲームの難易度をわざと上げる口ぐせ

 それは、「そんなにうまくいくはずがない」という口ぐせや、思い込みです。それを言い続ける、思い続ける限り、「うまくいくはずがない」ことがオーダー(本当の願望)になってしまうからです。

  つい口から出てしまう言葉、つまり口ぐせっていうのは、自分が心底信じている、「人生の大前提」だと思うといい。
(『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』P34)

 本当に実現したいことをオーダーし、どんな途中経過があっても、それを演じ続ける。それ(人生)は、どん底がありながらも、最終的に大成功するドラマと同じだと言っています。

 まずは、映画のジャンルとエンディングを決めろ。(中略)そして、キャッチコピーを決めたら、エンディングに向けてその役を全力で演じろ。
 心配するな、途中がどんなに悲劇的なストーリーであっても、結果は決まっているんだから、安全だ。どんと構えてりゃいい。
(同上)P51〜52
 ところが、だ。
 「そんなにうまくいくはずがない」と言っている人間には、あまりにも悲劇的なストーリーが用意されたり、敵がアホみたいに強くなったりする。そもそも、バットエンドを設定してしまうことにもなりかねん。
(同上)52

 つまり、人生の難易度を決めるのは、自分自身だということです。

 

自分以外のせいで難易度が上がっている場合は?

 

※次の見出しまでは、本書に書いてあるわけでなく、僕の一考察です。異論は認める。

 しかし、

 ・家庭環境が悪い
 ・職場環境が悪い
 ・社会が悪い

 など、自分以外の要素で、人生の難易度が上がっていることも多いことでしょう。

 その場合は、その境遇のなかで、自分は何を求めていて、自分はなにができるのか考える、ということでしょうか。

 子どもや部下など、抵抗できない立場だとつらいのですが、少なくとも親や上司は、あなたを貶めるのが目的でなく、自分の満足を得るのが目的で、あなたを貶めるのが手段だと思われます。

 その自分勝手のために、あなたが振り回させる必要はないので、その境遇のなかで、自分になにができるかを考えよう、ということです。

 そのできることの一つが、「そんなにうまくいくはずがない」という口ぐせや、思い込みを無くすことなのかもしれません。

 

波乱万丈の人生の目的は?

 波乱万丈の人生を送っている人がいます。僕自身は、そこまでではないと思っていますが、僕の人生経験を聞いて、そう思う人もいるかも知れません。

 ところで、「波乱万丈の人生」で起きる出来事は、なぜ起こるのでしょうか?映画的に考えると、だいたいはハッピーエンドを迎えるためのフラグでしょう。

 自分の人生に置き換えると、今の嫌な出来事も、将来のハッピーエンドにつながるフラグであると本気で思えるかどうか。
 そもそも、ハッピーエンドをオーダーする(本気で望む)のであれば、ですが。あと、自分にとってのハッピーエンドは何か?はよくよく考えたほうがいいと思います。一般的に言われるハッピーエンドが、自分に100%当てはまるかどうかはわかりません。
 オーダーするということは、中途半端ではいけない、ということです。「できたらいいな」をずっと思っている・口にしていると、「できたらいいな」=「したいんだけど今できない」がオーダー(本当の願望)になってしまうからです。

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 …今日はこれくらいにしといて。次は、「奇跡に定員はない」あたりを考察したいと思います。

 早く知りたいと思った方は、ぜひ原文にあたってください。僕の考察より100倍面白くて、かつ納得できるので。

 んでまず。おみょうぬづ(それでは、また明日)。
 

参考文献

↓原文。Kindle版、Audible版もあります。

小池浩さん応援マガジンは↓

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