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20代デザイナー、デザイン史を学ぶ⑤〜デザインの語源〜

こんにちは、本日はデザインの語源について調べてみました。現代では、デザインは意匠や設計などの意味がありますが、元々はどのような言葉であったのでしょうか。

主にデザインの語源と言われているのは、ラテン語のdesinare(デジナーレ)という言葉です。designのつづりに近いです。ちなみにラテン語とは、ギリシア語と並んで西欧の古典語であるラテン語Latinは、古代ローマ帝国の公用語であり、中世から近代の初めに至るまでカトリック教会を中心とする全ヨーロッパの知識層の、いわば共通の文語であったそうです。

意味は、de=下に、signare=署名するの意味から、計画を記号に記す、骨組みを作る、工夫するという意味があります。さらに語源はsignumという言葉で、こちらはスタンプという意味です。

語源からもデザインの行為に改めて考えさせられます。デザインとは、意匠面が注目されがちですが、それ以前に計画し意図を伝える行為であることがこの言葉から読み取れます。ただそれだけの思考だけでなく、署名する、つまりはアウトプットをしっかりとしていかないといけないとも思いました。

最近、デザインという言葉に意識して触れてこなかった方たちとデザインとは何かを話す機会があり、デザインとは意匠面だけではないということを伝える方法を模索していました。

このような語源の説明をすると、うまく伝わるのではないかとも考えました。デザインで大切なのは、行為を探ることだと語源から感じる学びでした。

読んでいただきありがとうございました。

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