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お店を始める為にやっていた事

【開業する為にどんな事から準備し始めましたか?】

こんな質問を今日聞かれる機会があったのですが、聞かれたその瞬間はうまく伝える事が出来なかったので改めて自分の考えていた事を整理してみました。

結論から話すと開業に必要な事はシンプルに3つです。
✳︎お金
✳︎ハード面(物件、内装、ロゴなど)
✳︎継続していく為の経験値

最初の二つは正直、時間をかけて準備すればそこまで重要視するべき項目じゃないのかな〜と思います。どうにかしよう、と考えたらどうにでもなるしちゃんとやれば誰でも出来るので。

個人的な考えにはなりますが、準備期間においては3つ目が1番大切かなと思います。
これは開業してから続けていく為に大切な項目です。
継続してお客様に来て頂く為に自分の様々なスキルを磨いておいたり、継続していけるよう数字管理の事を学んだり。

もし現在も飲食店で働いているとしたら【今現在働いている環境で成果を出せるように努力する】
これに尽きる気がしています。
月並みですが、目の前の事に全力で取り組む【底力】をつけるのがメチャクチャ大切かなと思います。
ここぞと言う時に120%の力を出す為に、普段から節目節目で100%かそれ以上の姿勢で取り組める事が本当に大事だなと。

井の中の蛙大海を知らず、という言葉がありますが、大海を見る為にはまず井の中で1番になる必要があります。

会社とかお店という小さな組織の中で抜きん出て輝く事が出来なければ、独立して世の中に出た時にうまくいく事もなかなかハードモードになります。

甲子園で優勝出来るくらいの実力が自分に無いと、プロ野球もメジャーリーグも夢のまた夢ですよね。これと一緒です。要は着実にお客様に来て頂けるようにする実力をつける事が必要です。

数字か全てではないですが例えば、自分の例でいうと今勤めているお店の過去の売上を知る事。
それに対して前年比110%に目標設定をしていました。
目標が決まったら、それを達成出来るように月間の計画を立てたり日々の営業目標を決めたりしていきます。

それを淡々と実行していく為に、売れる物を増やす。その為に誰よりも早く出勤して、誰よりも遅くまで働く(お店の焼き菓子を焼いたり、新しいメニューやイベントを企画したり、美味しいコーヒーを探したり)という事を自分の場合はやっていました。

この場合長時間働く事が正解だとは全く思わないですが、当時の自分にとっての強み、コミットメントはそこしか無かったので、、将来の為の自己投資と考えたら毎日楽しくやっていたなと思います。

その過程で小さな成功体験を積み重ねていくと、気が付けば【独立してもなんとかやっていけそうだな】あるいは【自分でやった方が良いな】という状態になるはずです。


そんな風に思えてきたら、きっとそれが会社を辞めて本格的に準備を始める良いタイミングなのかなと思います。

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