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Et tu, Zelensky ?(ゼレンスキー、お前もか)

ゼレンスキー及びその周辺が燃料費のためにアメリカから援助されたお金4億ドルを横領していたというツイッターに遭遇したので、おお、国民とともに戦火に燃える母国に残り勇敢に指揮を執る英雄もとうとう化けの皮がはがれたかと思うと同時に様々な虚偽情報が流れている今回の戦争のまたウクライナを貶める陽動作戦の一つなのか、と慎重になり情報源を探したら、なんとあのSeymour Hershだった。

Seymour Hershと言えばThe New Yorkerの記者で古くはヴェトナム戦争時アメリカ軍のソンミ村での虐殺、記憶に新しいところではイラク戦争でアブ・グレーブにおけるアメリカ軍による捕虜の虐待を暴露した、調査報道の鬼みたいなジャーナリストだ。したがってとりあえず昨今よく言われるfake newsではないのではないか、と判断できる。したがって余計衝撃的だ。

このゼレンスキー及びその周辺の腐敗のニュースはSeymour Hershのホームページで発表している。曰く;
1)ディーゼル用燃料[軽油?]へのアメリカからの援助金を横領しているとのこと。それをどうやらなんとこともあろうに戦争相手のロシアから安く買うことによって上前を撥ねることによって手に入れているよう。CIAの情報官によるとそれが4億ドルほどまでのぼり、結果的に自国民を惨殺しているプーチンそしてオリガルヒに利益をもたらしているとのこと。
2)さらにゼレンスキーの周辺はポーランド、チェコそしてたぶんペルシャ湾周辺及びイスラエルにフロント企業を作り、そこで武器など売りそこからキックバックをもらっているとのこと。
3)このような腐敗があまりにもひどいので今年一月CIA長官William Burnsがゼレンスキーと対談したときにこのことで問い詰め、腐敗にかかわる軍・政府高官の35名のリストを突き付けたとのこと。
4)これを受けてゼレンスキーは最も汚れた10名を罷免した[この事実は罷免の理由には言及されなかったが報道されたので知っている人も多いだろう]。この10名は懐に入れた金のことを周囲に自慢していて、キーフの街にて新しく購入したベンツを乗り回していたとのこと。

もちろんゼレンスキーが清廉潔白の人ではないってことは例えば彼あるいは彼が大統領になる前に芸能人であった時作ったテレビの制作会社が相当の金額をオフショアの口座に送っていたことは周知の事実だし、第一、戦争の真っ只中芸能人御用達の写真家Annie Leibovitzに奥さんと一緒に写真を撮ってもらいVogueに載っちゃうってぐらいいかがわしい人だ。もちろんそれは母国の防衛のためのPRと好意的に取り、あるいはこのようないかがわしさを含めて、戦火の祖国にとどまる勢力旺盛な強靭な指導者とも見ることもできなくもない。

またウクライナの国自体も、ネオナチのAzof隊とかありさんざん悪さしていたにも関わらず、それに眼をつむって、正規軍に入れちゃったりして、全てがかわいそうな被害者ってことじゃないことは重々承知だ。でも4億ドル、500億円以上ですよ!

New York TimesとかフランスのLe MondeはどのようこのSeymour Hershの告発に対応するのであろうか。

Seymour Hershのその記事のURL;https://seymourhersh.substack.com/p/trading-with-the-enemy

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