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桜は、必ず1年に1回は結果を出す。仕事も一緒じゃないかな。

会社で、結果を出す人は意外といない。
1年に1回でも結果を出せれば評価される。

桜をみながら、ふと考えたことです。
私がいた病院で目に見えて結果を出せる人は多くなかったです。
そのため、桜のように1年で1回、1つでも結果を出している人は評価されていました。
しかも、桜のように、毎年コンスタントに結果を出す人は、昇格していました。

毎年4月に目標を3つ立て、年間計画を作成します。
年初・中間・年度末で上司面接があり、プレゼンし、アドバイスをされ、最終的に評価されます。

しかし、目標を達成する人は、少ない。
やったけど、思うような結果がでなかった。
年初は、取り組んだが、徐々にやらなくなる。
という同僚を目にすることが多くありました。

1つでも結果をだし、目標数字に達成すると、評価されます。
実際、私自身も、「□□分野で○○単位達成」という目標を達成した時には、ボーナスが少し上がりました。
1年に1つでよいので、結果をだすと、上司の耳に届くのです。
桜であれば、開花すればニュースになって、私たちの耳に届きます。

新年度、目標を立てる時期です。
ぜひ、1年をかけて達成する価値のある目標を立てませんか?
なんとなく、前年度から数字を少し上げるだけや、反対に夢物語な目標になっていませんか?

過去の蓄積を生かし、根をはり、葉を茂らせ、最後は満開の花のような、
みんなが認めてくれる目標にしてみませんか。

私の目標の立て方、ポイント3つです。
①会社、部署、チームとあっているか
②数字にしているか
③方法が細分化されているか

①会社、部署、チームとあっているか
目標の内容・方向性は、会社または自部署の方向性と一致しているでしょうか?
多くの会社、病院では、年初に今年度の運営計画が発表されるはずです。
その計画と、自身の目標が一致していますか?
一致していなくても、同じ方向を向いるか?

方向が一致していないと、進めるにも、逆風が多く、頓挫する可能性が高いです。
また、上司としても、評価しにくくなります。
もちろん、自分がやりたいことを目標にすべきですが、あなたは、会社から給料をもらっています。会社に貢献しくれるからこそ、その席があるはずです。

例えば、
チーム「会議時間を短く、実務時間を確保」
個人「議論できる場を多くし、会議参加者全員が発言できるようにする」
一見、良いように見えますが
チームとしては、会議時間を短く、ベストは会議を無くす方向
個人としては、会議を増やして、時間を長くする方向
になっています。
ここではどっちが良い目標ではなく、方向が同じかどうかが重要になってきます。

自分のしたいやりたいことだけを並べて、上司に指摘され、モチベーションが下がり、実行しない。
という1年にならないよう、
今一度、会社・チームの計画・方向性を確認・理解し
自身の目標と照らし合わせ、方向性がずれていないか、チェックしてみてください。

②数字にしている
目標は、評価できる形になっていますか?
漠然とした目標のままでは、達成できたかどうか、判断できません。
途中、修正も難しくなります。

具体的に数字にし、評価でき、達成状況が目に見えるようにしましょう。

例えば
「若手の発表機会を増やす」→×
「若手発表会を年3回、開催する」→〇
のように、数字を使うと、評価しやすいです。
中間面接のときにも、1回開催したので、残り2回開催すれば達成だね、いつにする?
など、具体的な話ができます。

③方法が細分化されているか
方法が、「年度末までに開催する」など、漠然としていないでしょうか?
上記の「若手発表会を年3回、開催する」という目標を立てたとします。
方法:5月までに、発表会の内容を決める。
6月に、上司に提案し、修正する。
7月に、チームメンバーに公表する
8月・10月・1月に、発表会を開催する。
と最低限は、ここまで方法を決めておかないと進められないと思います。

さらに
発表会の内容を決める:過去の発表会について調べる。発表者を選定する。発表内容についてヒアリングする。
など、細かく決めていくと、日々の動きが自動化、より目標を達成しやすくなると思います。

しかし、なかなか計画通りいかない為、私は必ず、修正の時間やタイミングを入れるようにしていました。
当初の計画を突き通しても良いのですが、そうすると多くが1年やってお終い。
持続性、発展性がなく、実績になりにくく、毎年1から計画を立てる必要がでてきます。
周囲の意見や反応を取り入れることで、よりより目標・取り組みへ発展していくと思います。

いかがだったでしょうか。

「目標を立てる」
年初の大変な仕事の1つですが、1年後を想像し、ぜひワクワクできる目標をたててみてください。

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