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都合の良いことばかり聞いてたら、また入院するよ

入退院を繰り返す方は、どこの病院にもいると思います。
残念ながら、私が勤務したすべての病院でいらっしゃいました。

その方々の共通点は、
①マイルールを変えない
②人の話は都合の良い部分だけ
③現状を見れない
です

その方の人生なので、否定はしませんが、医療費は、国民全員が負担しているものです。
せめて、入院中ぐらい、医療者の話を聞いて、行動を変えてみようとか、何か1つでも変えようという姿勢、ほんと姿勢だけでもいいから、見せてほしい。

マイルール、例えば、米は太るだけだから、食べない。

人の話は都合の良い部分だけ:医者はお酒飲んで良いっていたよ。←量について聞いていない

現状を見れない:集中治療室に入るほどだったのに、生活をみなおさない

医療者がサービス残業(関係ないか、、、)をしてまで、指導したり、計画を練って指導書を作成しても、まったく変わらない人たち。

「高齢者だけでしょ」と思うかもしれませんが、年齢は関係ありません。
40代の上場企業の役員、30代の教師の方々でも、そうです。

おそらく、上記の様な人たちは一部でしょう。というか、そうであって欲しい。
しかし、その方々に時間を割き、話合いの場が作られます。
一部が大部分のように感じるほど、体力・精神的に削られているという印象です。

しかし、ふっと私を含め周囲をみると、意外と上記3点は、全員に少なからず当てはまるのです。

度が過ぎると、病気になる。
「医者の不養生」とはありますが、意外と医師・看護師をはじめ医療従事者も入院したり、薬を服用しているなんてことはザラです。

運動を指導し、生活習慣の見直しを求める理学療法士はせめて、自身の体について、ケアを怠ってほしくないです。

トレーニングジム(パーソナルが中心)に研修に行った際に、
「理学療法士の人は、知識はあるけど、自身で実践しないよね。
お腹がたるんでいる人に、痩せてくださいと言われても、説得力ないでしょう」
と言われてしまいました。
悔しいけど事実です。

なので、私個人としては、週2回は走り、毎日筋トレと・ヨガは20分程度ですが、実践するようにしています。

「人の振り見て我が振り直せ」
ではないですが、自身に置き換えて
「どうしたら変わるのか」
「人の話が入ってくるか」
日々考えながら、臨床、患者さんに向き合ってます。

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