見出し画像

青森レポート day1 八甲田山突撃編

木曜日から4日間、青森を旅してきた。
今回のテーマは2つ。山に行くことと、ホテルに泊まらないこと。
いままでの旅行ではあくまでも街を中心に捉えていたが、今回は山に行くことにした。そして、ホテルにも泊まらず、3日ともテントなどで宿泊する。
というか、ゲストハウスなら泊まっていたかもしれないが、あまりもうふつうのホテルに泊まりたくないのだ。

神戸空港まではバイクで行く。雨が降っていたが、まあいけるかなとおもったけど、全然いけなかった。服は大丈夫だったが、靴がアウト。ワラーチ持ってきておいて大正解だ。靴下など下着類も1ペアしかないので早くも切り札投入。

画像1

八甲田山に行く前に、スーパーマーケットと小牧野遺跡に寄る。
あとは郵便局留めにしていた固形燃料なども取りに行く。

遺跡にいき、見学する場所などを聞くと、”近くに熊が出た”との情報が。
近所の小学生も下校したらしい。青森は熊がいるというイメージはあるけど、到着して1時間で熊の話題に触れるとは。
まあもちろん出会いはしませんでしたが。

画像2

そして、カブセンターというローカルスーパーマーケットへ。イギリストースト。これは青森のロングセラー商品。パッケージが良い。
工藤パンの商品らしく、ほかにも工藤パン製品を朝食や昼食用にいくつか購入。
あとはお寿司など。やっぱり青森ぐらいまで来ると置いているものや惣菜が全然違う。山菜や魚卵、牛乳寒天、ホヤなど独特の食文化だ。

これは楽しいやつだ、とおもってついつい買いすぎる。

画像3

今回はこんな感じでスタートした。靴を乾かすためにバックパックに靴をぶらさげて、手にはスーパーの袋をぶら下げて、15:45ぐらいから避難小屋を目指した。

画像4

道は階段になっていてわかりやすかった。
だがひとつ問題が。トレイルがぐちゃぐちゃのドロドロ。しかも岩が多い。
あともうひとつ問題が。スーパーの袋を持って登るのは厳しい。重いし。

画像5

山火事か火山の影響か、この一帯だけ異空間だった。

画像6

視界がひらけたところに行くと、雪もちらほら見える。

画像7

と思っていたらトレイル上にも雪が。
この時点で左足のワラーチに注目していただくと、すでに壊れている。
泥がワラーチの中に侵入してきてすべりまくり、外側に負担がかかって穴が決壊した。無理やり紐を引っ張ってどうにか歩いている。
しかも雪ですべるし、当たり前だが冷たい。

画像8

確実に噴火した時に転がってきたんですよね、というぐらい岩がゴロゴロ。
川になっていて、硫黄臭があった。

この辺りが岩で踏み跡がなく、やや分かり難い道であった。

画像9

一瞬で霧が出たかと思うと、あたりは霧で包まれた。募る不安。

画像10

湿原についたっぽい。ここを少し進むと、避難小屋の案内が。


画像11

足を洗う。雪解け水なのかめちゃくちゃ冷たい。

画像12

あった・・・あったよ!小屋!!スタートから1時間半。岩場から道が不安だったこともあり、小屋を見つけた瞬間安堵した。ドアを開けようと、引いてみたが開かずあせったが、スライド式ドアでした。
他に人はおらず、今夜は一人で過ごすようだ。

画像13

画像14

とりあえず食べる。なんか両方魚卵系だった。魚卵好きじゃないのにあまりに青森県が押して来るので食べてみた。運動量が多いのでカロリーは摂取できていいが、これふだんから食べてたらやばいんじゃない?!と思う。塩分&コレステロール。

画像15

安心感。どっしり感。今日は安心して眠れそうだ。
日が長く時々外で山を眺めたりして過ごす。Tシャツにメリノ長袖ぐらいで大丈夫なぐらいで、それほど寒くはない。

20時ごろ暗くなってきたので寝る。
続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?