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ポケットから財布出して、小銭ジャラジャラいわせる支払い方法は、オワコンになる

こんにちは、藤本けんたろうです。

このマガジンは、大事なんだけどイマイチよう分からんというニュースについて、その背景や論点を整理していくものです。

では早速、今週の記事はこちら。

レジのない「Amazon Go」がついにオープン、センサー満載の店内をチェック 

今回のキーワードは「レジの風景が変わる」です。


レジのないお店!?

記事のタイトルにもある「Amazon Go」というお店は、3日前にアメリカでオープンしました。

名前の通り「Amazon」が運営しているんですが、その1番の特徴は「レジがない」ことです。

どういうことかというと、店内に大量のカメラセンサーを設置しているんです。そのカメラとセンサーが、「誰」が「どの」商品をかごに入れるかを、全て識別します。だから、わざわざレジで1個1個ピッとかやる必要がありません。

そして、店を出入りする時は、今ぼくたちが通っている自動ドアだけじゃなく、駅の改札のようなものも通ります。その際に、あらかじめスマホにダウンロードしておいた「Amazon Go」専用のアプリ画面を、僕たちが定期をピッとするような感じでかざします。

このアプリと改札、そして大量のカメラとセンサーによって、「誰が買ったのか」と「何を買ったのか」が紐付けられるので、請求は後ほどそのアプリにやってきます。

今はまだこのアメリカの一店舗だけですが、近い将来この技術が日本にもやって来て、僕たちも「レジのない」お店が当たり前の風景になるかもしれませんね。


じゃあ今の日本はどうなってるんや?

で、上のような技術がまあ数年後くらいに来るとして、今の日本はどんな「レジの風景」を、近未来として目指しているんでしょうか?

その前に、前提としてまず日本は、他国と比べても「現金」を使う割合が非常に高いそうです。カードなどのいわゆる「キャッシュレス」な支払い方法が、なかなか浸透していません。

今回の趣旨から逸れるので詳細は省きますが、「現金」はそれ以外の「キャッシュレス」な支払い方法と比べても、非常に効率が悪いです。なので政府や企業は、なんとか「現金」以外での支払い方法を根付かせようとしています。


今日本で熱いのは「QRコード」

そんな中、今1番熱いのは「QRコード」です。最近じわじわと普及してきていて、つい最近では1週間前に、ドコモが「d払い」というQRコード決済サービスを発表しました。

その他にも、「LINE Pay」や「楽天ペイ」など既存のQRコード決済サービスも、徐々に認知が高まってきています。

QRコードの1番の魅力は、その「手軽さ」です。クレジットカードは、未成年の中学生や高校生はなかなか作れなかったり、店側もカードを読み込む専用の機器を準備しないといけません。

しかしQRコードなら、使う側はアプリをダウンロードするだけでいいし、店側も市販のスマホやタブレットに、アプリをダウンロードするだけで使えます。この「手軽さ」をウリとして、政府や企業はなんとか「脱・現金」を進めようとしています。

ちなみに中国では、QRコード決済が普及しすぎて、物乞いの人もQRコードを手にお金を要求してくるそうです。


「Amazon Go」でも「QRコード」でもない第3の技術

そして、「Amazon Go」や「QRコード」とはまた違った方法で、「レジの風景」を変えると期待されているのが、「RFID」といわれる技術です。

「RFID」という名前自体になじみはないですが、僕たちは毎日この技術を使っています。

代表的なのだと、改札でピッとやる「ICOCA」や「PASMO」には、この「RFID」という技術が使われています。

これをどうするのか簡単に言うと、この「ICOCA」や「PASMO」をもっと小さくして、店の商品1個1個に付けちゃおうということです。

そして店に入ると、僕たちは「駅の改札機」が「商品カゴ」に変形したものを手に持ち、ピッピピッピしながら買いたいものをカゴに入れていきます。

こうすると、レジに着いたときにはもう金額が分かっていて、あとは支払いをするだけ、という楽チンな状況になります。今はまだ導入コストの面から普及していませんが、こちらも数年後には、店で普通に見かけるようになるかもしれません。


未来の「レジの風景」

今週は3つ、「Amazon Go」「QRコード」「RFID」とそれぞれ別の観点から、「レジの風景」を変える技術を見ていきました。

ポケットから財布出して、小銭ジャラジャラいわせる支払い方法は、オワコンになる(というか、海外ではとっくにオワコンになってる)。



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