Twinmotionの価格が改定されるらしい
ブログにて4月後半にTwinmotionなどの価格が改定されることがブログにて紹介されてました。
価格体系
このようにTwinmotionの価格体系が大きく変更となります。これまでのコミュニティ版や製品版に代わり、新たにフリーの無料版とサブスクリプション版の2つのプランが提供されます。いずれも商用利用は可能です。
ライセンスの比較
Twinmotionの価格体系の変更により、ユーザーには以下の変更点があります。
サブスクリプション版の年間料金は445ドルとなり、従来の製品版と同等の機能が利用可能です。
無料版が新たに導入され、Twinmotion Cloudを除いた主要機能がサブスクリプション版と同じく使えるようになります。さらに、収益が一定基準以下であれば、無料版でも商用利用することが可能です。
従来の製品版を所有しているユーザーは、これまでのバージョンを使い続けることもできます。
つまり、ほとんどのユーザーにとって無料版で十分な機能が利用できるようになり、従来は製品版の購入が必須だった商用利用も無料版で対応可能となります。一方で、これまでTwinmotion Cloudを活用してきたユーザーは、サブスクリプション版への移行を検討する必要があります。従来バージョンの利用を続けるか、有料のサブスクリプションを契約するかを選択する必要があります。
改定後のTwinmotion Cloud
Twinmotion Cloudの利用については、以下のようになります。
従来の製品版と新しいサブスクリプション版から、Twinmotion Cloudへのアップロードが可能です。
一方、無料版ではTwinmotion Cloudにアップロードすることはできません。無料版ユーザーはこの機能を利用できません。
ただし、無料版ユーザーでもTwinmotion Cloudに既にアップロードされているコンテンツの閲覧と共有は可能です。さらに、サブスクリプション期間が切れた後も、Cloudにアップロードしたコンテンツを閲覧・共有できるようです。
改定後の1年間の無料アップグレードの資格
製品版の購入時、1年間の無料アップグレード権利がある場合、この権利をサブスクリプション版のライセンスとして利用できます。つまり、製品版を購入した際の無料アップグレード権を活用することで、サブスクリプション版を利用することが可能です。
ただし、その期間終了後は、サブスクリプション版の継続利用にあたり、改めて料金を支払う必要があります。
従来の製品版は期限の定めがなく利用できましたが、サブスクリプション版に完全に移行する場合、使い続けるにはサブスクリプション料金の年次支払いが求められます。
このように、無料版の導入により商用利用の敷居が下がる一方で、クラウドレンダリング機能を利用するユーザーには一定のコスト負担が生じます。自身のニーズに合わせて無料版かサブスクリプション版を選択し、スムーズな移行を図ることが重要になります。
この記事は2024年4月上旬に私がTwinmotionの価格体系改定についてまとめたものです。本記事は概要を簡単にまとめただけで、正式な内容や最新状況を網羅しているわけではありません。詳細な最新情報や変更点については、Twinmotionの公式ブログやウェブサイトで必ず確認していただくようお願いいたします。
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