優しいのに理不尽な厄介者.マニピュレーターの話

今回のテーマ
マニピュレーターについて書いていこうと思います。最初はいい人、でも実は理不尽で気が付いたらこころが疲れてしまう。そんな人格を持つ人ちかくにいませんか?興味を持っていただけたら幸いです。

よろしくお願いします。



マニピュレーター(潜在的攻撃性パーソナリティ)を直訳すると操る者という意味があり、ロボット工学の分野で多用される言葉になります。

人格でマニピュレーターを指すときは、
自分の思い通りになるように他人を言葉巧みに誘導・操る人の事を指します

表ではやさしい。裏ではこちらを自分の目的のため陥れようとする。

近くにいたら大変厄介な存在です。

彼ら、彼女らは非常に頭が良く話術にも優れているので、
一見魅力的な人間に見えます

マニュピレーターの7つの特徴

主要な特徴
力を手に入れ他人を支配できる地位を獲得することに対して、
手段を選ばないという特徴がある

地位や力を求めるのは、人間では誰しもあること

しかし

地位に対しての野心の持ち方
どのようにそれを追い求めるのか、
そして手にした権力をどのように行使するかで、
どの程度の人物かということがわかってきます

細かくあげると以下のような振る舞いが見えてきます。

  1. 常に自分のおもいどおりにすること、相手に勝利することを常に求めている

  2. 他者に影響を与える権力と支配に強い執着がある

  3. 表面上は礼儀正しく親切を装い、相手を虜にする方法を熟知

  4. 狡猾で負けをなかなか認めようとせず、他責にするのがうまい

  5. 相手に罪悪感や劣等感を感じさせることに精通している

  6. 相手の「弱点」を見つける能力が高く、それをひそかについてくる

  7. 状況を計算して突然怒り出す

こちら側が攻撃されていると気づけないように配慮しつつ攻撃

「相手に悪いかな…」と思わせ、攻撃されることを回避

「自分が悪いのかな…」と思わせ、自責思考を刺激してくる

自分の意識していない弱点を密かに突いてくる

ということです。怖いですねぇ・・・

サイコパスとの違いは何だろうか?

他人を操る目的が違うことがあげられます。

サイコパスの目的:個人的な利益や快楽のために操る

マニピュレーターの目的:称賛をもらったり自尊心のために操る


マニピュレーターぽい人に目をつけられたどうする?

アプローチ1 必要以上に特別扱いされるときは疑う

 最初に関係を築くとき、マニピュレーターはまだ本性を現さない。むしろ多くの場合、協力者とか友人であるというイメージを打ち出す。弱みがどこにあり、どれくらい利用できるかを品定めするために、相手に近づく必要があるためです。
マニピュレーターは、自分にとっての都合の良い人間たちを見極めることに長けています。こちらを見ています。

力のある同僚や上司があなたに関心があるように見えれば、うれしい。だが、その人物にまつわる恐ろしい話を聞いたことがあるなら、注意が必要になってくる。
特に、あなたをお気に入り扱いする一方で、自己嫌悪に陥らせるような当てこすりをしたり他の人たちと話すときにあなたをこき下ろしたりする場合は気をつけよう。お気に入りでいるために、あなたの利益に反する行為をするよう、プレッシャーをかけてくるときも注意することがのぞましい。

ちなみに過去に努めていた企業の上司がまんまこれでした。大体こういう人はどこでもいます。注意が必要。



アプローチ2 あえて公の前で小さな対立をする

現場でマニピュレーターに対立することが、そのふるまい、策謀を暴く唯一の方法になる。

マニピュレーターは責任逃れをしたり話をそらしたりすることが上手です。

あなたがマニピュレーターを責めたとしても

過去あなたが失敗したミスを出して攻撃してくるといった
今関係ないよね?」「どうして今それを言う!?」という
攻め方をしてきます。
だからこそ冷静に一歩ずつ相手に質問していく必要があります。
相手が上の立場なのであれば、第3者を用意しましょう。

そして
質問する時に同席してもらう
質問した後に再度相談に乗ってもらう
ようにしておくと良いかもしれません。

マニピュレーターは自分が孤立することを非常に恐れます。

マニピュレーター1人vsその他大勢になる状況です

もしもマニピュレーターの同僚(年齢が近しい先輩・後輩含む)からミスや責任を押し付けられそうになったら

客観的に見て私1人の責任ではないと思うけどあなたはどう思う?
と聞いてみましょう。
相手は「ミスをなすりつける」という戦略がバレたことで逃げていくでしょう。



アプローチ3 だまっていたり、卑劣な行為を見て見ぬふりをしたりすることを拒否する

はっきりと率直にものを言い、大義を堅持しましょう。
陰謀を企むマニピュレーターは、あなたを信頼できる者のように扱うかもしれない。

まるで、
「周りを見る力があって、賢明さを持ち合わせて、何が重要であるかを理解できるのは、あなただけです。」

と言わんばかりに、他人の欠点や失敗に関する些細な情報を、こちらに伝えてきます。

このような言外のへつらいに、騙されてはいけない。のっかってはいけない。意図を明らかにするために、詳細や具体的な情報を求める必要がある。

「あなたが言おうとしていることが、よくわかりません。なぜこの話をこちらにするのですか。何をしてほしいのですか」

はっきりした態度を示すことが肝要です。


まとめ

マニピュレーターのような人が近くに、職場にいたら注意しましょう。友人関係でも同様です。こちらをゆっくりと蝕んでいきます。相手が賢いだけあって、手ごわいですが事前知識を用いて対策しましょう。

参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?