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デザイン制作から引き出す無限の可能性【ノマドニア体験記11】

現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。昨日と今日の2日間で「グラフィックデザイン」について学びました。

講義では、デザイン制作の王道であるAdobeのIllustrator(イラストレーター)とPhotoshop(フォトショップ)の2つのソフトを使って、ノマドニアアレンジのTwitterアイコンとTwitterで表示できるバナーを制作しました。

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僕自身、IllustratorとPhotoshopは今まで何度か使ったことはありますが、人から教わったことはありません。だからデザイナーの人たちは、まずこれらのソフトをどのように使っているかを実際の目で見てみたいと思っていました。

今回の講義ではTwitterのアイコンとバナーの作成という二つの作業をしてみました。作業自体は簡単だったし、実際に教わりながら手を動かすことでこれらのソフトの正しい使い方を学べたと思っています。

講義の中で制作したノマドニア宣伝バナー

そんな作業をしていく中、これらAdobeのソフトが持つ無限の可能性を感じることができました。

最近では、FigmaやCanvaを始めとする誰でも簡単にデザインを作成できるアプリが登場し、デザイン制作のハードルが下がりました。加えて、これらの新しいアプリを用いてデザインの仕事をする人も増えてきています。

しかし、デザイン制作を生業とするデザイナー、ひいては多くのクリエイターにとって、Adobeのソフトは今でもデファクト・スタンダードとなっています。

この豊富な機能性はいかなるアプリにも替えられないし、たとえどんな複雑なアイデアでも、技術を駆使することで実際に形にすることができると思います。そんな唯一無二の存在が、AdobeのIllustratorでありPhotoshopだと思っています。

僕自身、もしデザイナーとして今後のキャリアを描いていくなら、Adobeは避けて通れない道だと思っています。仮に避けて通ることができても、どこかでAdobeを使えないことへの未練を感じてしまうかもしれません。

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僕が今持っているスキルでは、デザインを制作して納品できるまでに達するのは厳しいという感覚があります。しかし、これらの技術をすべて習得しないと仕事ができないかと言うとそうでもないのではないでしょうか。

技術全てを身につけた状態を100とした時の60程度を習得することができれば、実際に仕事ができるのではないかと思っています。どんどん案件を獲得して作り込んでいき、その制作過程で新たな技術を学んでいけると思います。

今回、アイコンとバナーを制作してみて、難しいながらもデザインをつくる楽しさを実感しました。だからAdobeに限らずとも、デザインの制作をしていきたい気持ちが強くあります。

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無限の可能性を秘めたAdobeという最強ツールを味方にすれば、どんなものでも作り出せるでしょう。それは、将来に悩む自分にとって内なる小さな声を救ってくれる福音であり、武器です。

今回、グラフィックデザインを学ぶことができて、とても良かったと思います。白いキャンバスに絵を描ける。まさにそういった自由がここにあります。

カッコいいデザイナーを目指していきたい、そういった気持ちが強く湧いてきました。



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