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心の自動操縦

『影響力の武器』[第三版]

著-ロバート・B・チャルディー二
訳-社会行動研究会

あなたは大事な決断を操られてるかもしれません。


DAIGO推薦書を読みあさっている近頃ですが
これまた素晴らしい本。

この本はズバリ詐欺師から身を守れ!だと感じました。

詐欺師だけではありません…
ビジネスマンから身を守るという本でもあります。
なんなら社会から…
(これを学校教育にすれば
日本は更なる高度経済成長を望めたでしょう。)

買いたくもないものを買わされてしまう理由
宗教が何故なくならないのか
恐ろしき大量自殺の原因・・・
それらを心理学で説明・解説してくれるのが本書。

人間が操られる6つのスイッチとは?

返報性
一貫性
社会的証明
権威
好意
希少性

これが本書で登場する人を操る6つのスイッチです。
…実は今これを読んでいる方には謝らなければいけません。
この投稿ではその内容については触れません…

そのかわりと言ってはなんですが
何故人は操られてしまうのか?
についてお話しさせていただきます。
全てはここから始まります。

何故人は操られてしまうのか?

「今日のお昼のご飯は何しようかなぁ…あ!行列のできるラーメン屋さんに行こう!」

何故あなたは行列のできるラーメン屋さんにひかれるのか?
行列ができる=いいもの=行く!

もし、本当に美味しいラーメン屋さんに行くなら調べるべきです。
でも、いちいち調べるなんて面倒くさいですよね。
それを状況判断で見極める。これは素晴らしき人間の機能です。
人間が効率的に物事を選択するための"自動操縦"です。

行列のできるラーメン屋さんに行列ができるのは、味ではなく人間の優秀な"自動操縦"が意思決定の節約をしているからです。

(理解難しかったら教えてね)

別にこれが悪いと言ってるわけじゃありません。行列のできるラーメン屋さんが不味くても笑い話で終わります。

しかし、人生にかかわる大事な決断を
自動操縦に任せていませんか?
その結果、後悔をしていませんか?
”何か”から抜け出せずにいませんか?

車を買う時。家を買う時。生活費が苦しいのにも関わらず購買行動を抑えられない。
それらは全て心の自動操縦に任せているからなのかもしれません。

つまり人は「操られる」のではなくて。

自分自身、自動操縦に身を任せている。
というのが僕なりの結論です。

自動操縦から手動に切り替えるには?

全てを手動にしてしまうと毎日が洗濯の繰り返しで苦しくなってしまうかもしれません。

大事なのはここぞと言う時の
「手動操縦」

根本的な解決策はおそらく
自分探しをすることです。自らの志を見つけてください。
(個人的には『メモの魔力:幻冬舎 著 前田裕二』がオススメです。)

もし手っ取り早い防衛策が知りたい方は『影響力の武器』を読んでみてね。

予想以上にこのテクニックが世の中にはびこりすぎてびっくりしますよ。

あーとぅ🙋‍♂️

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