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#378_余韻は時間をかけて薄れていき、やがて消えます。

たとえば体側を伸ばすポーズのあとに、ゆっくりと座って、ゆっくりと呼吸をして、身体に残っているポーズの余韻に意識を向けます。

余韻は時間をかけて薄れていき、やがて消えます。

消える瞬間の、左右のどちらに余韻があってどちらにないかが分かる状態からわからない状態への移り変わりを認識することによって手に入るものは「限りなく無音に近い、かすかな信号が感じられる静かな状態」であり「急いでも早くならないものとして身体と向き合うという気づき」。

自我という作用の反作用としてしか存在出来ない世界と、世界の対義概念としてしか存在出来ない自我と静かに向き合います。

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