見出し画像

婚活失敗談③良い人だけど好きにれない

こんにちは、かえるです。
今回は婚活失敗談シリーズの第3弾です!

前回・前々回もお読み頂き、ありがとうございます。
過去の記事をご覧になっていない方は、こちらからどうぞ。

第3弾でお伝えしたいのは、「婚活女子は自ら行動すべし!」という教訓。
これについて、実体験を交えてお伝えしていきたいと思います。

【今までにない好条件のお相手が出現】

それは、婚活歴2ヶ月頃のことでした。
マッチングアプリを始めて間もない私は、ある一人の男性と知り合います。
その方は同じ都道府県内に住む2歳年上の医療専門職の男性でした。私にとっては全てのプロフィールが丁度いい、好条件の方。
私から「いいね」を送り、1ヶ月程度のメッセージのやりとり、その後カカオトークへ移行、2週間くらいやりとりをしました。

(※カカオトークはお相手からの提案で、私はこのためにわざわざカカオトークをインストールしました 笑)

その後、なかなかデートのお誘いもなく、しびれを切らした私からご飯に誘い、マッチングから2ヶ月でようやく初デートに漕ぎつけました。
今思えば、かなり奥手な方だったように思います。

【とっても良い人。でも何故か好きになれない…】

私が指定したお店での初デート。会ってみた結果、「結婚する人はこういう人がいいんだろうな~」というのが率直な感想でした。
ラインを交換し、その後の連絡はやや頻繁になり、以後は月1回程度のデートを繰り返しました。

医療系専門職で、仕事熱心で夢を語ってくれて、年上だけど「ため口でいいですよ~」と言ってくれて、お食事代は必ずご馳走してくれる方でした。
性格もスペックも申し分無いのですが、この当時、私はこの人と付き合うことに対し、前向きになることが出来ませんでした。
本当に些細なことなのですが、ふとした時の彼の言動に気になるところがあったのです。
例えば…

・LINEの返信が遅くデートの予定が決まらず、プランが行き当たりばったり
・私が自宅を白基調のお部屋にした話をした時に、「部屋が白ければゴキブリが出ても大丈夫ですね!」と言われた
・映画デートの時、上映時間まで20分程度あったので本屋に行ったら「僕はあっちを見てますね」と一人取り残されてしまった

こういったモヤッとする出来事が1回のデートにつき1回くらいありました。
嫌いじゃないけれど、自分から告白するほど好きでもない。けれど、相手から告白する気配もない…
そんな進展するようでしない状態のまま、5回のデートを繰り返しました。

【思いもよらぬ一言に唖然】

しかし、事態は一転。今まで奥手だった彼から、なんと5回目のデートでクリスマスデートのお誘いを頂きました。

もちろん快諾したのですが、彼からは「お店とか考えときますね」と言ったきり連絡が2週間程度途絶えてしまいます。とうとうデート当日3日前になってやっと「電話しないか」と連絡。すぐに返信しますが、電話の日程調整ですら時間がかかり、前日の夜ギリギリに電話をすることになりました。

その時の電話がかかってきた時の第一声が、「明日どうしますか?全然何も考えてないんですが」でした。
え!?お店決めてくれたんじゃないの!?!?と焦る私を他所に、悠長に構えている彼。慌ててお店を決めたのですが、「予約しなくていいですよね?」と言い切る彼に、「でも万が一のことがあるので…じゃあ私予約しますね」と、私がお店に連絡を入れました。

こんなマイペース過ぎる彼の言動に一気に不安が押し寄せたのですが、その後、きわめつけに「この日って宅飲みできますか?」と唐突な一言。(しかも文脈からおそらく私の家での宅のみを想定してるとみた)
さすがに付き合っていない、不信感を抱く相手を部屋に招き入れたくなかったので、適当に理由をつけてお断りしました。

【残念なクリスマスデート】

前日の電話で不安を募らせたまま迎えた当日。その不安は的中してしまいました。
まず、彼がデートに遅刻してきました。10分程度遅刻してきたのに何も言わない彼を見て、私は前日のこともありイライラ…。
つい抑えきれず、「なかなか来ないから心配してたんですが、どうしたんですか?」と、やや棘のある言葉をかけてしまいました。
さすがの彼も察して誤ってくれましたが、その後は腫れ物に触るような態度になり、ランチの後に美術館へ行き、その後は私の希望で帰宅することに。
デート後に社交辞令のラインを送り、以降連絡をとることはありませんでした。

【反省点】

①表面上の好条件に釣られてしまった
上記の通り、私はクリスマスデートまでの期間で何度も小さな違和感を感じていました。

失敗談①でも触れたように、違和感に気付いた時点で切り捨てる覚悟も必要だったと思います。しかし、それと同時に大きな反省点となったのは、「好条件に釣られてしまった」ということでした。
何となくモヤモヤしつつも何にも行動を起こさなかった私は、「理想のスペック>些細な違和感」という図式で行動してたことになります。

これは、一生を添い遂げる相手について何を重視するのか?という自分の価値観に大きく関わるものです。
当時は「理想のスペックってなかなか出会えないから…」と彼を手放すことを躊躇っていましたが、そもそもスペックを優先して婚活することが大きな間違いでした。

どんなに条件が良いからって、気になる言動をする人と毎日の生活を共にし、毎日違和感を抱きながらも、「彼が大好き!」って言いながら生活できるのか?

そう思うと、スペックに惑わされずに小さな違和感を信じる方が、結果的に自分を幸せにしてあげられるんだなぁと気付きました。

②自分から意見を言わなかった
これも失敗談①と被る内容ですが、大事な反省点なので記します。
彼について感じた違和感を沢山書いてきましたが、振り返ってみてふと思うことがありました。
私はたったの一度でも、彼に自分の気持ちをハッキリ伝えたことはあっただろうか?

ラインで失礼なことを言われた時、「ちゃんと掃除してるからゴキブリなんて出ませんよ~(怒)」と返すとか、
本屋で一人にされたら「せっかくだし一緒に見ませんか?」と提案するとか、
宅飲みに誘われた時も、「お付き合いしていない人を招くのは難しいです」と伝えるとか、

自分の感情、意見、提案を相手にわかりやすく伝えて、それに彼が応じてくれたら、心から「ありがとう」と思うことができたかもしれません。

③彼の本音を聞き出すべきだった
私が彼に対してモヤモヤした原因は、小さな違和感を感じたこと以外に、「彼の私に対する気持ちが見えなかった」ことがあります。

5回デートしてクリスマスデートに誘われるってことは好きってこと?
でも何で告白してこないの?
そんなことを考えてはずっとモヤモヤしていました。

でも、婚活女子にモヤモヤしている時間はありません!
わからないなら聞けばいい!

考えてみてください。婚活で月1デートを5回だと、一人の相手に5ヶ月費やします。付き合うかわからないお相手に対し、1シーズン以上の時間を使うのは、あまりにもったいないことです。
婚活であれば、3回以降デートが続くようであれば「話し合い」と言う形で彼の気持ちを正直に聞いてみるのが良いと思います。

【まとめ】

いかがでしたか?
婚活女子は自分から行動すべき!ということがわかっていただけましたでしょうか?
相手のペースに乗ってばかりでは道は切り開けません。
時には素直に伝え、提案し、時には相手の意見を拒み、しっかりコミュニケーションとって婚活していきましょうね。

また余談ですが、当時について思い返すと宅飲みは行かなくて本当に良かったと思います。
価値観に寄りますが、ちゃんとした関係性を築こうと思っての言動であれば、明らかに順番がおかしいです。いくら相手の厚意であったとしても、ハッキリと断って正解です。
婚活をしているのであれば、お互いに安心できる関係性を作っていくことを意識して行動していきましょうね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?