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「気が弱い」が強みに変わる!自分らしさを受け入れる

「気が弱い」って悪いことだと思いますか?それは全くの誤解です。「気が強い」方が良いという固定観念に縛られず、自分自身を大切にしましょう。自分を偽って「気が強いフリ」をすることは、自分を否定していることと同じです。それは心に負担をかけ、本当の自分を見失う原因になります。

今回は僕自身の経験をもとに、「気が弱い」が強みに変わるお話しをしたいと思います。


子ども時代の「強さ」への思い込み

僕が子どものころ、よく「男は強くなければならない」と教えられました。しかし、本当にそれが自分にとって必要だったのでしょうか?

自分の気が弱い性格に疑問を感じ、「このままではダメだ」と思い、中学時代は物事に動じないふりをしていました。心が折れても無理に明るく振る舞っていました。高校時代には、自分の中の「強さ」を演出するためにパンクバンドに参加しました。パンクという過激な音楽を通じて人々から認められようとしたのです。しかし、このような行動はすべて表面的なもので、本当の意味での強さとは異なるものでした。


社会人としての挑戦と真実の発見

大学を卒業して営業職の仕事に就きました。日々の努力の結果、営業成績を着実に伸ばし、「俺は強い人間なんだ」と自分を励ましていました。この成功は僕に自信を与え、仕事での成果は「強さ」の証としていました。

しかし、時間が経つにつれ、僕は重要なことに気づきました。営業成績という「鎧」をまとうことで、外見上は強く見えたかもしれませんが、本当の強さとは異なるものだったのです。表面的な成功に満足していた僕ですが、内面では依然として気が弱い自分が存在していました。この気づきは僕にとって大きな転換点となりました。


「強さ」の真実と自己受容の大切さ

この経験から、本当の強さとは何か?そして自分が本当に求めているものは何か?を深く考えるようになりました。それは、単なる営業成績の数字ではなく、内面から湧き上がる自信と「自分はこうなんだ!」と自分自身を受け入れることにあったのです。自分を認めることが本当の強さへの第一歩なのです。

だから、もし「気が弱い」と感じても、それを恐れる必要はありません。ありのままの自分を受け入れ、それを大切にする勇気。それこそが、真の強さへと繋がるのですから。「強い」とは、他人の目を気にせず自分らしくいることです。


まとめ:伝えたいこと

僕は、その人が元々持っている性質こそが本当の「強み」と「才能」だと考えています。それは、自然に備わっている性質が「自然にできること」「苦もなくできること」「努力をしなくてもできること」を意味するからです。したがって「気が弱い」と感じていても、「いいじゃないか!自分はこういう人間なんだ!」と受け入れることで、その性質が磨かれて「強み」に変わるのです。

そして、伝えたいことがあります。あなたは今のままで十分に素晴らしいのです。自分を信じてその一歩を踏み出しましょう。そこには真の幸せが待っています!


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