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「いいな」と感じる瞬間:日常生活の中の素敵な発見 ①

先日『「当たり前」だと思っていたことって、実はとても良い出来事だったりする』の記事を投稿しました。

日常生活には、ふと「いいな」と感じるような出来事がたくさんあります。些細な良いことも普段はあまり注目されないけれど、意識してみると実は「いいな」と思える瞬間にたくさん出会えるんです。

今回は、そんな「いいな」と思った瞬間の話をしようと思います。


温かい雰囲気の高齢者カップル

ある日、電車で目の前の席に座っていたおじいちゃんとおばあちゃんがいました。おじいちゃんはゆったりと斜め上を見つめていて、隣のおばあちゃんは優しくおじいちゃんの手を触りながら穏やかに微笑んでいました。おばあちゃんがおじいちゃんを優しく支えているような温かい光景でした。

街を歩いている時にも、手をつなぎながら楽しそうに散歩しているおじいちゃんとおばあちゃんのカップルに出会います。二人からは柔らかく穏やかなオーラが放たれています。お互いを思いやりながらゆっくりと歩いている姿には、見ているこちらまで心が和みます。


子どもたちの挨拶が教えてくれること

僕はマンションに住んでいます。昭和の時代に比べて今の時代は近所づきあいが薄れていますよね。それが良いか悪いかではなく、ただ時代の変化の一つだと思います。でも、僕は挨拶くらいはしておきたいと思います。たとえ深い交流がなくても、挨拶を交わすことで相手の存在を覚えておくことができますし、災害などで避難することになったとき、避難所で知っている顔があるとお互いに心強く感じますからね。

僕は普段から挨拶をするようにしています。でも、挨拶しても無視されることが結構あります。若い人たちに無視されるのはまだ分かるけど、40代や50代の大人に無視されるとちょっとがっかりしますね。以前は挨拶を無視されると悲しくなったりイラっとしたこともありましたが、今はもう慣れました。こんなものかな、と思うようになりました(笑)。

でもね、実際によくあるんです。子どものほうから挨拶してくるのが。それってなんか嬉しいんですよね。大人でさえ挨拶をしない人がいる中で、子どもたちはきちんと挨拶をしてくれます。これを見ると、まだまだ世の中は捨てたものじゃないと感じますね。子どもから挨拶をされたら、もちろんしっかりと挨拶を返します。もし返さなかったら、子どもはがっかりするでしょうし、「挨拶しても無視された」と感じさせたくないですからね。それがキッカケで挨拶しない子どもになってほしくないですから。本当に、輝く子どもたちがたくさんいます。彼らがそのままの輝きを持って大人になってくれることを願っています。


日常に隠された素敵なプレゼント

考えてみると、「いいな」と感じさせてくれる人たちは、実は周りに素敵なギフトを与えているんです。温かな高齢者のカップルも挨拶をしてくれる子どもたちもそう。彼らからは幸せな気持ちをもらえます。たとえ彼ら自身が特別なことをしているとは思っていなくても、実際には見えないけれど価値あるものを僕たちにプレゼントしているんです。それだけで、もう社会に貢献していると言えるでしょう。

今回は、高齢者や子どもたちの話をしましたが、他の年代の人たちにも素晴らしい行動をしている人はたくさんいます。小さなことでも、それが良い行いであれば、それは価値があります。これからもそんな小さな「いいな」と感じる瞬間に気づき、意識していきたいです。


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