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完璧主義より最善主義

僕たちは日々、完璧を目指して仕事をしていることがありますが、実際はそのプレッシャーがストレスとなり作業効率を下げることがあります。そこで「完璧主義より最善主義」という考え方が役立つのです。


完璧主義から最善主義へのシフト

僕自身、細かいことに気がつくHSP気質を持っており、特に事務作業などでは他の人が見落とすような小さなミスに気付くことがよくあります。これらのミスを発見し訂正することは良いことなのですが、問題は「これで正しかったか?」という不安が頻繁に頭をよぎることです。実際に確認してみると、ほとんどの場合ミスではないことがわかります。つまり、単に過剰に心配しているだけなのです。

このように、完璧を求めるあまりに時間がかかり自分自身を疲れさせてしまうことがありました。しかし、「完璧主義よりも最善主義」という考え方を知ってから僕の心はずっと軽くなりました。


心を軽くする最善主義の採用

完璧主義は、最良の成果を目指し細部にまでこだわることで、しばしば無言の圧力とストレスをもたらします。対照的に、最善主義はゴールに向けて現実的なアプローチを取り可能な限り最良の結果を出そうとします。仕事とは、タスクを効率的に完了させることにあるため、最善の方法を選択することが重要です。

この考え方を受け入れることで、「これで正しいか?」と気になったときでも、まずはタスクを完了させてその後で確認すればいいということになります。これにより、「気になる」という感情を一時的に横に置いて心の負担を軽くすることができるのです。


作業効率を高める最善主義の実践

最善主義を取り入れてから、僕はタスクを完了してから「気になる」ことを確認しょうという考えになりました。これにより、仕事の流れがスムーズになり心の負担が軽減され、全体の効率も向上しました。気になることがあっても、それがタスクの完了に必須でない場合は一旦横に置いておくことでタスクに集中できるようになるのです。

実際に「気になる」という感覚は、自分自身の心の中の問題ですので、自分は気になっても他人は気にならない場合が多いのです。そのため、確認しても大抵の場合ミスは見つからず、単に安心を求めた再確認であることが多いです。ですので、最善主義の考えでタスクを完了した場合、「気になる」ことを確認しないでスムーズに次の作業へと移行することがよくあります。


まとめ

「完璧主義より最善主義」という考え方は、僕たちがより健康的で効率よく働ける手助けをしてくれます。自分や仕事にとって一番いい方法を見つけ、ゴールへ向かって現実的な視点でいくことが大切です。結局、自分の性格や状況に合わせて完璧と最善の間の良いバランスを見つけるのが重要なのだと思います。


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