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営業マンとカバンとハンカチ大作戦


カバンの底はダストパーティー😲

営業マンの世界ではカバンは相棒。でも、その相棒を地べたに直置きするなんて、ちょっと待って!カバンの底!そこでは地球上のあらゆるダストがパーティーを開いているんですよ。そんなダストフェスティバルを家の中に招き入れるなんて、考えただけでゾッとしませんか?(笑)

とはいえ、家に帰ったら、そのカバンを部屋のどこかに置くのが普通になっていますよね。これが、いつの間にか根付いた習慣。カバンが汚れていること自体は、あまり気にされなくなっています。


お客様宅の玄関先でのやり取り🙂

お客様宅に伺う際、玄関先でのやり取りになるときがあります。その場合、玄関の土間にカバンを置くのですが、お客様によっては気を遣ってくれて「カバンはこちらにどうぞ」と上がり口を指してくれることもあります。そのような場合は、お客様の好意に感謝してカバンを上がり口に置かせてもらいます。状況に応じて柔軟に対応してます。


カバンの下にハンカチ作戦🤔

そして、ある日、営業界の隠れた知恵袋から「カバンの下にハンカチ作戦」を知ることに。このアイデアは「お客様の自宅に上がったときは、営業カバンは底が汚れていることが多いので、そのまま床に置くのではなくハンカチを敷いてからカバンを置くと、お客様への気遣いになっていいですよ~。お客様喜びますよ~」というものでした。「へえ、なるほど」と感心しました。この方法なら、床を汚すことなく、お客様に対して思いやりを示すことができますね。

そして、その作戦を早速実行に移したのが、Aさん宅での話。一回目、二回目はさりげなくハンカチを敷いて無事にミッションコンプリート。しかし、三回目の訪問で意外な反応が!Aさん奥様から「なんで床にハンカチを敷くのですか?」との質問が。あれ?これって、そんなに変でしたっけ?

僕がその理由を説明すると、奥様は爆笑。「あーそうだったんですかー。うちの床が汚いと思われてハンカチを敷かれたのかなーと思ったんですよー(笑)」と言われました。「あはは」な展開に(笑)。

そのお客様とは長い付き合いで人間関係も出来ていましたので笑い話になりましたが、初対面のお客様だったらどうなんだろう?と思いました。

もし床にハンカチを敷くことが一般的だったら全く問題ないはずです。ただ、まだ一般的ではないから、「これは何のため?」と不思議に思われたり、場合によってはちょっとした皮肉だと受け取られたりするかもしれませんね(笑)。


70年代デートはベンチにハンカチ🙄

ハンカチの話でふと、昔を思い出しました。70年代、デートの作法として「公園のベンチに腰掛ける際、彼女のスカートが汚れないためにベンチにハンカチを敷く」という男性のマナーがあったように記憶しています。テレビドラマで見たこともあるけれど、詳細はあいまいです。僕は70年代は子どもだったのですが、大人になってから、デートでそのような行為はしたことがないです。友だちでも、それをしてる人はいませんでした。もし、そんなことをしたら「大げさで変」とか「細かすぎる」とか「気取ってる」と思われたでしょうね。当時は、大雑把で多少強引なほうがカッコいいとされていた気もします。

でも、このエピソードから考えると、相手がお客様でも同じなのかな、と思いますね。


結論

話を戻します。結局、Aさん宅でのこの一件で僕たちは良い笑い話を共有できました。営業も上手くいったし一件落着ってところですが、ま、このハンカチ作戦はAさん宅以外ではしていません(笑)。


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