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情報という光化学スモッグ:真実が見えなくなる現象

情報という光化学スモッグに汚染されて本当のことが見えない。

僕たちの周りにはテレビ、新聞、インターネットなど、さまざまな情報が存在します。

しかし、それらは誘惑の塊でもあります。

僕たちは誘惑に負けて、長時間テレビを観たり、ドラマやスポーツに没頭したりすることがあります。しかし、本当にそれが自分の好きなことなのか、自問してみることも必要かな? と僕は考えています。

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僕たちは、思わず「与えられたもの」に惹かれてしまいます。

しかし、もしもそれが存在しなくなったらどうなるのか?

その場合でも問題ないこともあります。

そうなったら、それは本当に好きなものではないのかもしれません。

特にテレビが発達した現代では、僕たちは「与えられたもの」の洪水にさらされています。

それらを好きだと思っていても、本当に好きなのではなく、二番目に好きなのかもしれません。

「与えられたもの」を好きになり、それをとことん楽しむことは幸せなことです。しかし、無意識に情報に流され、本当に好きでないのに好きだと思い込んで時間を浪費することもあります。

そのような時間の浪費は勿体ないですよね。

ですので、まずは自分が一番好きなものを見つけることが、最も自分を幸せに導く方法なのかな、と僕は考えるのです。

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では、一番好きなものを見つけるためにはどうすればいいのでしょうか?

そのための方法の一つが、「好きなことをテーマに文章を書いてみる」という方法です。

僕が以前、ブログを始めたばかりのころ、当時は野球観戦や音楽鑑賞が一番好きなことだと思っていましたが、実際には違いました。僕の一番は自己啓発でした。野球観戦や音楽鑑賞は二番目でした。その時に気づいたのです。野球や音楽についての記事を書いても、どこかしっくり来なかったのです。一方、自己啓発に関する記事は書いていて面白かったです。文章を書く作業は面倒ですし、得意な人にとってはそう感じないかもしれませんが、当時の私は文章を書くのが苦手でした。しかし、自己啓発系の記事を書くことはペンが進みました。

本当に好きなことは、その行為が面倒でもやってしまうものですね。まあ、結局のところ、本人にとっては面倒ではないのでしょうけどね。

また、本当に好きなことは、たとえ時間がなくても、すきま時間があれば取り組もうとすることです。

そして、自分が本当にやりたいと感じることに取り組むとき、その感情がどこから湧いてきたのかを考えることも重要です。自分が本当にやりたいと思うのなら、それは自分軸から湧いた感情であり、本当に自分の好きなことなのです。一方、それをやる理由が「他人からの評価が高まるから」や「自分に利益があるから」といった他人軸から湧いた感情であれば、本当に自分の好きなことなのか疑問です。

自分自身の心を確かめることは重要です。僕たちは情報の光化学スモッグによって真実が見えにくくなっていますので、自分自身の心に対話を持つことが大切です。



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