見出し画像

【機内食を食べながら将来について考える】

おはようございます。日が明けて、ベトナムからマレーシアへ向かいます。
携帯が強制的に使えない状態になると、将来のことについて自ずと考えてしまいます。癖みたいです。いつも、頭の中で誰かが喋っていて、常に考え事をしている状態。

私は、恥ずかしいですが、いまだに「何者かになりたい」と考えてしまいます。誰かの役に立ちたいし、誰かの光になりたいし、自分ができる役割について、日々考えてしまいます。本当は、誰かの光になろう、とか、誰かを救おうとか考えてはダメで、ただ、そこで自分のやるべきことをして、ただそこで光っているしかできないのですが、私には何ができるだろう、といまだに考えてしまいます。

そんな中でいま自分ができることってなんだろう、て考えて出した一つの答えが「教員」でした。
教師になりたい理由について、以前こちらの記事にまとめましたが、簡潔にいうと二つです。
一つは、数学が好きなこと。数学が大好きなので、数学の面白さをみんなに伝えたい、という思いがあります。
もう一つ一番の理由は、やっぱり居場所がないと感じている子、苦しい気持ちを抱えている子、何か大きな壁にぶつかっている子のそばにいてあげたい、というのが大きいです。信じてもいいと思える大人が近くにいることは、子どもたちにとって非常に大切だと思っています。一緒に考えて、未来を背負っていく子供達の力になれたら良いなと常々思っていますが、これも私の傲慢なのかもしれません。
恩師に言われたことを、今でも大切にしているのですが、
「誰かを救おうとしてはダメ。最後自分を救うのは自分自身。一線を超えないこと、あなたの心を一番大切に守ること。そうじゃないと、自分の心がもたないよ」
と言われて、その通りだなと思います。

そんでもって、実は教員以外にやりたいことがあります。
それが、「海外に住みたい、海外で働きたい」という夢です。
高校を卒業した当時、あまりにも日本に居場所がないと感じていて、景気も悪いし、賃金上がらないし、もう滅入るようなニュースばかりで、早くここから逃げ出したいと思っていました。そして、2ヶ月イタリアに留学し、気がついたことは「どこの国にも問題はあるし、日本から逃げたくて海外に行くんじゃダメだ」ということ。
それで、勉強しようと思って国立大学院に進学し、夢である教員を4月からする事にしました。でも、飛行機に乗るたびに思います、もっと世界に行きたい、って。
世界に行って、やりたいこと、考えたいこと、見たい景色、食べたい物、触れたい文化があります。自分の価値観をもっともっと広げて、私だからこそできることをしたい、それがきっと、ずっと考えている何者かになりたい、の一つなのかもしれません。どんな人だって何者でもないのに、その憧れを捨てないといけないのに。でもとにかく、世界に羽ばたいていける、世界でも輝ける人間になりたいと思っています。
まだまだ日本でも何も成し遂げていないけれど、「数学」という武器を生かして自分ができることをしていきたいです。

なんとなく思い描いている、超理想の人生プランです。
海外にいきたい、という夢と教員になりたいという夢をどちらも盛り込むにはどうしたらいいんですか???

今現在、22歳からのスタートです。どんな歳からだって遅くない、何にだってなれます。
がんばります.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?