貿易収支に関して勘違いしているマスコミって怖いよね

貿易赤字が問題だと言われていますが
マスコミの貿易赤字に関する見方ってかなり歪に感じます。

基本的に貿易収支というのは

輸出額-輸入額=貿易収支

という形になる。
貿易赤字が続く事で円安になるのが一般的


実際、日本は貿易赤字を出していて円安も続いている。

だけれど、円安だからと言って経済成長が鈍化するかと言うとそうではない

ネットで調べた貿易収支の推移を示すグラフを見ると



輸出額も輸入額も増えている事が分かる。
景気に関係するのは実際に動いた金額が重要というわけです。


輸出も輸入も金額が増える事は良い事です。
その証拠に民主党政権時代の輸入金額と輸出金額は下がっているのに
貿易黒字になっています。


マスコミは円安になる!怖いと煽っているのですが輸入額と輸出額が伸びているなら問題ありません。

確かにウクライナとロシアの問題で原油やら天然ガスなどが高騰していますがそれを除けば輸出額はそこまで減っていない


という風に考えると経済が冷え込んだりはしていない事になる。


貿易赤字に良いも悪いもない


貿易赤字は悪いデメリットがあるという事ではないです。
単純に輸入金額が多いというだけ

個々の企業がきちんと利益を出しているなら問題ない


きちんと調べれば調べるほど、マスコミの主張に整合性がない事が分かる。
はっきり言って視聴者をバカにしていると感じるレベルだ。


ポイントは貿易赤字よりも輸入額、輸出額の増減の方が問題
この金額が減るという事は取引が少なくなっていると見て取れるからだ。


企業が取引を控える、取引を止めたというならかなり問題だし
倒産して企業が減って取引も減るという事になっているとしたら非常事態と言っていい


貿易収支よりも実際の取引が減らないようにする事が大事になる。



イメージだけで批判するマスコミ


新聞もそうだけど、テレビとかでも貿易赤字で円安が~と主張しているけど
赤字という悪いイメージを使って批判するのは良くない

実態がどうなのかをきちんと把握すべきだろう。
貿易赤字自体は良いとか悪いとかじゃない


問題は景気が冷え込むような事が起こるのか?
これに尽きる。

実際のところ、原油が値上がりしているのはロシアとウクライナが戦争している影響であり、戦争が終わればある程度、回復の兆しもあるだろうと見通せる。

だけど、テレビでは原因がありそれが解消されれば解決する事もあんまり主張していないように思う。


単にマスコミがバカなのか国民をバカだと思っているのか知らないけど
デタラメというかあんまりにもヘンテコな主張が多い


貿易収支よりも重要なのは実際の取引というのは忘れないようにしましょう。

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