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探究のすすめ:ハーバード大学が見つけた動詞の型

われわれは本質がお好き。物事を理解したり、価値を評価したり。いずれも本質の探究に関わっている。しかし、「探究する」という動詞は抽象度が高い。そういう場合は解像度を上げる。つまり、もう少し具体化するのだ。例えば、ハーバード大学の事例。教育研究科では長年、誰でも能動的に探究へ取り組める工夫をしてきた。繰り返し使えて道具のように活用できればベター。単純さ故に応用が利くもの。そして「ビジブル思考」という方法が生まれた。構成要素のほとんどが動詞表現。道具としての動詞。だから、実践しやすそうなのだ。探究の動詞的な因数分解。そして、要素の連続性。例えば、<見る・考える・想像する>、あるいは、<考える・ペアになる・シェアする>など。ひとつのオブジェクトに3つのクラス(動詞)がシーケンスに並んでいる。オブジェクト指向の世界観。動詞の型によって探究力を伸ばそうとする壮大な実験だ。

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