過去の自分に贈るメッセージ課題2つ

10分余りの時間で考え、1分少々で発表
せっかくの試みなのでここに記録しておく

拝啓、2019年の私。

相変らずメールホルダは4桁の未読ですかぁ？
あなたはとにかくメールを開かない。
だからこのメッセージに気が付いてくれるなんて壊滅的だと思いながら、運良く気づいてくれれば何らかの力になるかなと思い、したためている2021年のきぃくんママだ。

さて、手身近に世の中の変化を伝えておこう。

信じられないかもしれないが、この世界はあなただけではなく、全ての人類が家の中に閉じこもっている。日本だけでなく全世界でだ。
それは放射能汚染ではない、世界大戦でもない。
世界には風邪のような症状からはじまる、極めて油断ならない命の危険をはらむ感染症が流行している。

最もあなたが用意すべきは、いつも摘便などに使っている、あの使い捨てビニール手袋の備蓄だ。
マスクや消毒液やガーゼなどは一時的に不足するが、時期が立てば回復するので代替えの品で凌いでくれ。しかし、使い捨ての手袋だけは、価格の高騰どころか、お気に入りのメーカーは製造をやめてしまう。
何が何でも、待たずに備蓄しろ❕❕
コレが無ければ素手で摘便することになるぞ‼‼

それから、先ずは父の体調だが、ムカデに刺されて大変なことになるので、できれば避けてほしい。
それに加えて、夏に誤嚥性の肺炎で入院するが、無事に退院する。
コレが例の感染症だったかどうかは、検査されなかったので不明だ。しかし、感染症対策のために付き添いが一切できないので、帰宅後すぐに血栓ができて命に係わる騒動が起きる。しかし、あなたの献身で乗り越えられるから、とにかく慌てるな。

自分の体調面に関してだが、水分をとれ。ちゃんとトイレに行け。間違いなく倒れるぞ。

それから娘のことだが、心の風邪をひくから、とにかくしっかり話を聴く。

生きていれば何とかなる。
そう、なんとかなる。

今の私はとても楽しい。楽しくてたまらない。だから忙しい。
兎にも角にも、己を信じて、楽しみに突き進めよ。

敬具

14歳の私に

拝啓、14歳の私、
毎日がつらいかい？
荒れ放題の学校、放課後の科学準備室で岩石を削っている時だけがあなたの憩いだね。

本を読むのが好きなあなた。
だからといって、進路は文学部だと決めつけてしまうのはどうかと思う。
理系科目を勉強するのはめんどくさいと、自分には向いていないと思い込んでいるのはもったいないぞ。
自分の可能性を自身で狭めるのは意味ないよ。

やりたいことに制限はなくていい。

絵を描くのも、ピアノのコンクールに出るのも、詩吟のコンクールもすべて
誰に遠慮することなく、あなたの全力を尽くせ。
失敗したって、うまくいかなくたって、経験はその後の肥やしになる。
そんなこと言ったって、他人ごとだからって思うだろう。

今あなたにメッセージを送っているのは、何を隠そう、未来のあなただ。

信じてもらえないのを覚悟で、進言しているよ。

あなたはおばさんになっても明るく元気に人生を楽しむ能力を持っている。

人生の中に制約はつきものだ。
自分だけのために時間を使える期間は意外と短い。
何があっても、自分の選択としての道を歩んでほしい。
諦めない、妥協にのまれないということが若いあなたに望むことだよ。

敬具