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珈琲と都市の成熟_Portlandスタンプタウンコーヒー

私は珈琲が好きだ。好きが高じてドイツ製のPROBAT5で豆を焙煎するくらい好きだ。この焙煎についてはまた後日話そうかと思う。今回は珈琲と都市の成熟について。

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私が米国ポートランドを初めて訪れたのは2016年。車がなくても暮らせる都市として既に名をはせて、アメリカで初めて飲食店を出すならポートランドと言うくらいにチャレンジに満ち溢れていた。その頃からすでにポートランドの街づくりは注目を浴びており、吹田氏の「グリーンネイバーフッド」(2010年)や、雑誌Popye「ポートランドに行ってみないか?」(2014年)なんかではポートランドが有名になる前期あたりの雰囲気が読み取れる。今でもポートランドはキャッチーなキーワードとして使われている。

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今回何を話そうかと言うと、都市の成熟度と珈琲の摂取量は比例すると言う話。ポートランドでも小規模小売店の代表が個人経営の珈琲屋である。言うなればサードウェーブコーヒー。代表格はエースホテルに併設されるスタンプタウンコーヒーではないだろうか。

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日本の地方都市を訪れる際、私は珈琲ロースタリーや個人経営の珈琲店を調べる。それと全日本コーヒー協会が出している統計を参考に都市レベルを推測したりする。私は、ポートランド以降、エチオピア産で浅入りの酸っぱいコーヒーが好きなのだが、地方に行けば行くほど、中南米系の深入りのドーンとしたコーヒーが多い。

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そうそう、熊本市内が面白い街なのだが、夜中まで珈琲屋が営業している。なので私は飲みの〆で純喫茶の珈琲とサンドイッチに訪れるのが、同僚からは白い目で見られてしまう。喫茶アローには再訪したいと思う。

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※写真は2016年6月撮影の米国ポートランド

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