バーフバリ伝説誕生感想まとめ

①2023/5/2にふせったーに書いた感想です。

バーフバリ伝説誕生見ました!ちゃんとした感想は王の凱旋見てから書くんだけどこれだけ言わせて!!何でなんだよカッタッパーーーーー!!!!!

いや、あらすじ読んでたから知ってた。知ってたんだよ。でも実際に見るのとは違うから……。
木陰で……一緒にごはん食べて……父だって呼んでくれた子を……供に戦った子をどうして…………。
カッタッパがただただ武に徹する人だったらこんな気持ちにならなかったんだよ……こんな痛みも苦しみも悲しさも優しさも忠義も誇り高さもある人が……惨めさや悔しさを知ってる人が……愛する息子のような我が子も同然の主を裏切らざるを得なかったことがあまりにも辛すぎる……。

②2023/5/4にふせったーに書いた感想です。

バーフバリ伝説誕生のバーフバリが王に選ばれたとき、バラーラデーヴァが微笑んで玉座に座るよう促したのがすごい好きなんだけど。
バーフバリを自分の手で殺したい、と思ってるのも、この人バーフバリに勝ちたいっていうのが本当のただひとつの願いなんだろうなぁ……となんとなく思っててですね(多分続編見るとより良く分かるのかなと思うんだけど)
シヴァガミ様のあくまで公平なとこめちゃくちゃ好きだけど、息子としては複雑だろうしなぁ。
バーフバリへのコンプレックスをこじらせた結果が……ああなのかな……。
ただただ戦って、納得できる結果があれば、それで全て納得できたなら……。
そういう視点も頭に起きつつ王の凱旋に望みたいですね。

③2023/5/11にふせったーに書いた感想及び考察です。

アマレンドラ・バーフバリの孤独を想うと泣きそうになるという話。
いや、ね。
バーフバリは本当に素晴らしい男なんですよ。王の器。王に相応しい男。
民に寄り添い、兵を鼓舞し、血のつながらない母や兄を愛し、奴隷の身分であるカッタッパを父と慕って。
なんでそれが出来たかって、やっぱり痛みを知ってたからだと、私は思ってて……。王の素質はもちろんあるけど。
だって、あの人、いや、あの子。生まれながらに両親いないんだよ。
持つ者、持たざる者、というと前者がバーフバリで、後者がバラーラデーヴァのような気がしてしまうけど、それはあくまで王を目指す者としてはそう、というだけで。
人の子だったら、これは逆転するわけで……。
まぁ、血がつながっていないのに平等に愛されたからバーフバリはああで、バラーラデーヴァはああ、とも言えるんですけど……。

その、神聖視されるものと、神聖視するものとの隔たり、高貴な人間だからこその孤独、みたいなものを、カッタッパとごはんを食べようとする幼きバーフバリのシーンに見てしまう、というか……。
両親がいなくて、でもみんなが愛してくれて、そんなこの国が大好きで、貢献したかった……そういう健気な子共の影をアマレンドラ・バーフバリに見てしまうわけで……。

だから、王の凱旋のあらすじだけ見ててもすっごい辛いんですけど(DVD借りたのになぜか伝説誕生見たあと読み込まなくて期限内に見れなかったため)。
ただただ、健気にマヒシュマティという国を愛した彼が、愛する兄であるバラーラデーヴァや愛する母であるシヴァガミ様と分かり合えなかった、父と慕って愛したカッタッパに殺されたということがあまりにも辛くて……それでも母上を頼む、と最後に残す彼の健気な愛が美しくて切なくて……最後に想ったのは、デーヴァセーナや息子のマヘンドラじゃないんだな……シヴァガミのことだったんだな……本当に恋しくて、愛しいお母さんだったんだな……(涙で画面が見えない)。

私、伝説誕生の、シヴドゥがお母さんをお姫様抱っこするシーンというか、あの一連のシーンがめちゃくちゃ愛に溢れてて好きで。
同じくらい、「俺を見る母の目に遠慮があった」がすごく寂しくて悲しくて。
そうだよなぁ……母と子の愛の話でもあるんだろうなぁ、バーフバリは……。
シヴァガミ様とアマレンドラ、バラーラデーヴァ。デーヴァセーナとマヘンドラ。サンガとシブドゥ。
母子の愛の行方、最後までちゃんと見届けたいよな……。

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