少数派が救われない民主主義
こんばんは、KGです。
誰もが生きやすい世の中になるためには一部の誰かだけにとっての偏った政治であるべきではありません。
しかしいろんな価値観がある中で全ての人が納得する政策を考えるのは難しいです。
そのためにできたのが民主主義です。
民主主義はAとBの意見が挙がったときにどちらの意見も尊重できるCという新しい妥協案を考えてより多くの人が生きやすくなることが重要です。
C案が出せない場合は最終手段として多数決とします。
しかし現代ではこのルールがはじめから多数決になってしまっているのが問題です。
一度議論の場に出てしまっている以上、結果的に少数派となった人たちはこのルールのせいで自分たちの案が選ばれなくなったとしても認めざるを得ません。
色んな人の意見を聞いて、より多くの人が納得できるC案を考えることが本来の目的だったはずなのに多数派がはじめから勝つような仕組みになっていることは生きづらさを感じてる人からすれば救いがないことになってしまいます。
このときに大事な考え方に哲学対話というものがあります。
哲学対話とはあるテーマに対してそれぞれに意見を出して、意見をすり合わせたり、新たな問いを出したりします。
もちろん政治の世界ではひとつの案を選ぶ必要がありますが、ここで大事なのは相手の意見に寄り添うということです。
マウントを取るなんてことは何も生み出しません。
この哲学対話を普段からできるようになると相手の意見を簡単に否定することがいかに空虚なことか分かるはずです。
本日はここまで
バイバイ👋
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