見出し画像

情報不足に対する不安が脳のオーバーフローを招く要因に

情報過多シンドロームの方は、共通症状が見られます。

■自分に必要な情報が足りないという意識が根底にあり、もっと多くの情報を得ようとしている

■情報不足という思い込みなどで、慢性的に不安な状態に陥っている(不安神経症)

常に情報を取りこまないと自信がもてなかったり、不安を感じるために、脳がオーバーフロー状態になるほど情報を詰め込もうとします。

特に次のような情報収集の傾向のある人は情報過多シンドロームになるリスクが高いので要注意です。

■コツコツと情報を集める癖がある

■集めた情報に問題があるかもと推測される場合でも、情報を捨てることはしないで、しばらく持っている

■微細な細かい情報まで徹底的に集める

■新規の情報は、内容をよく吟味しないまま取り入れる

【情報は取捨選択をする】


情報は多ければ多いほど良いと考えたり、どんな情報でもやみくもに取り入れるのはできるだけ避けるのが賢明です。情報過多シンドロームにならないためには次の3つを心がけましょう。

1.脳に入れる前に情報の仕分け
本当に自分にとって必要なものなのか吟味し、不要な情報まで記憶しないように気をつける。

2.後で捨てることを前提に情報を仕入れる
宅配便のトラックにおける荷物の積み方のように、トラックの荷物は満載ですが、後で効率良く荷下ろしができるように考えて荷物を積み込んでいます。情報も同じで、アウトプットをどのようにするかをしっかり考えたうえでインプットすることで、情報の整理がスムーズになります。

3.不要な情報や知識はどんどん捨てる
要らなくなった情報や知識はいわば「脳のゴミ」のようなもの。脳がオーバーフロー状態にならないようにするためには、忘れることも大切なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?