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【エッセイ】学科長 英国漫遊記

2023年8月26日(土)から9月4日(月)までイギリスへ行ってきました。

『グリーン・ノウの子どもたち』などの児童文学作品で知られるイギリス人作家、ルーシー・M・ボストン(1892-1990)の研究旅行に参加したのです。


ボストンは生前、英国最古の住宅のひとつである石造りの家「ザ・マナー」で暮らしていましたが、その家で開かれる日英の研究者のカンファレンス(会合)で発表することが主な目的でした。

しかし他にもイギリス児童文学ゆかりの地を訪れ、作家の親族に会って話を聞くなど、たいへん有意義な旅になりました。

イーリー大聖堂見学(『トムは真夜中の庭で』の舞台)
ザ・マナーの庭でティータイム
ランチのコロネーション・チキン
カンファレンスで発表
ザ・マナーの前で、ボストンの義理の娘、ダイアナさんと
ボストン愛用のグラモフォンを聴く
厚さ1メートルに達する石の壁

カンファレンス翌日は『トムは真夜中の庭で』の作者フィリパ・ピアスの家を訪れ、ピアスの娘サリーさんにお話をうかがいました。

その後オックスフォードへ足を伸ばし、ボドリアン図書館で資料探しをしました。

サリーさんによる作品解説
こちらでもお庭でお茶
ピアスのレシピによるドライフルーツのケーキ
ボドリアン図書館
オックスフォード最古のパブの1つ、ターフ・タバーン

(N. Hishida)