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ホーム観戦記 初めての昇格

10/8(土)仙台戦 14:00KO(デンカビッグスワンスタジアム)
3-0 Win 得点者:伊藤涼太郎、伊藤涼太郎、ゲデス

最初に書いておきますが2回目の昇格経験です
2003.11.23は現地で家族4人観戦していました
上娘が5才、下娘が2才とまだ小さかったので、風邪をひかせないよう雪だるまのように着重ねていたのを覚えています。そしてあの感動と衝撃…昇格の瞬間に自然と涙が零れてきました

少し2022.10.8を振り返りましょう
チケットも駐車券も完売。試合前の見込みでは3万超の観客は確実と報道があったので、いつもより早く家を出発し、駐車場からスタジアムへ向かうと…人、人、人!!!もう入場が終わり、試合開始前なのかと見間違う程の人。こりゃホントに3万超だわ
ふとSNSを見ると、入場を待つお客の列がエコスタを過ぎ、道路までの長蛇の列になったいるとあるじゃありませんか!?ホントに?ホント?本当でした。こりゃ19年前と同等か?

入場するとどんどん増える人。スタグルを食べて席に戻るとまだまだ増える人。まだ空席はあるけど、どんどん人が入ってくる
あーーなんだかこの景色懐かしい
まだまだ増える。試合が始まってもまだ増える。目を上にやると立っている人もいる…ん?あれはきっと蜃気楼だ。スタジアムの熱気による蜃気楼に違いない笑

いよいよ試合開始
新潟が攻める!今日ここで昇格を決めるんだと攻める
対する仙台もプレーオフ進出ためには負けられない。気合い十分で負けじと守る
攻めるも得点ならず前半終了。こういう展開って意外と相手のワンチャンスで…とも感じつつ、仙台相手に堂々と攻める新潟を見ると「昇格」の文字が頭に浮かぶ
後半になっても攻める新潟。すると小見ちゃんのアタックから、ボールがタッチを出た。審判は新潟ボールと判定…しかし仙台がマイボールとセルフジャッジ。ホッとして顔を上げない、足が止まる…すると新潟が素早い泰基のスローインから涼太郎へ!流し込むような見事なゴーーーール!ついに新潟が64分に先制!!!!!!涼太郎は両手を広げ、スタンドを見つめ「オレを讃えよ」と言わんばかりに恍惚に浸る。一気にボルテージが上がる!爆上がりだ!!
すると74分に今度は「オレの出番だ!」と言わんばかりに、アルビ組若頭の譲が左サイドをえぐりクロス!相手DFに当たったボールは、吸い込まれるように涼太郎の方向へ上がっていく。少しマイナスなボールを物ともせずボレー一閃!ゴーーーーーーーール!!!!今度は一目散にベンチに駆け寄り歓喜の輪が出来上がる。最高だ!幸せだ!!
まだまだ終わらない新潟。ロスタイムにはゲデスの恩返し弾炸裂!
試合終了
歓喜のスタジアム。泣くサポ
ピッチで叫び倒れ込む選手
笑顔の選手
抱き合う選手
泣き顔の選手
我らがキャプテンのゴメスと抱き合う善朗
最高だ。やっとこの時が来た。長かった
チーム、スタッフ、選手、スポンサー様…全てのアルビに関わる皆様に
ありがとうございます!!!
そして、おめでとうございます!!!!!!

こちらこそありがとう
いい顔してるね

そして僕の横に目をやると
泣く上娘
号泣する下娘
割と普通な嫁さん笑
僕は泣く娘たちを見て、思わず涙が…よかった。本当によかった。娘たちがこの昇格を経験できて。僕らが言葉で何を伝えるより、この場が語っている。今まで19年前の話しを幾度となくしたけど、これが娘たちにとって「初めて」の昇格だ
そして僕らにとっても「初めて」の昇格だ
19年前…ニイガタ現象に湧く新潟。その中での昇格はまさにゴールだった
夢のJ1。2001年と2002年に悔しい思いをして辿り着いたJ1昇格
でも今回は違う
降格を経験し、J2で戦うことの難しさ、悔しさを知った
DAZNマネーで別世界となった魔境J1…昇格をゴールにしてはダメだと、チームもサポも口にするようになった
2003年J1昇格という山を登りゴールした
今回は別の山を登っている途中だ。山頂はまだまだ先…これからだ
こんな気持ちの昇格だからこそ「初めて」の昇格だと言いたい

2022年10月8日
19年前と同様に、家族4人でこの日を迎えられたことは親として最高だった。楽しかった!
僕はこの日を絶対忘れない
娘たちも19年前からの僕らのようにずっと、ずっと語り忘れないだろう
本当に最高の1日だった
来季が楽しみだ。覚悟もできてる
さぁ待ってろJ1!!

明日は勝ってJ2優勝だ!!!

【第40節終了時点成績】
24勝9分7敗 得失点差」+38 勝点81
J1昇格決定!!!

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