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あっという間に人生が終わりそうな予感がするので忘備録として。 改宗ムスリム。きっと死ぬ…

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あっという間に人生が終わりそうな予感がするので忘備録として。 改宗ムスリム。きっと死ぬまで旅人(気持ちだけでも)。

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  • イスラム的つぶやき

    色んな物事をイスラム的視点から捉え直してみたことなど。

  • 忘備録1

最近の記事

改宗イスラム教徒が体験した、イスラム小巡礼(ウムラ)2019の感想文

はじめに ひえ~~~。もう3年前なのですね!! ウムラ巡礼が終わった直後はお腹いっぱい過ぎて感想文を書いたのか、 書いていないのか、それすらよくわからないまま、世界はコロナ一色。 私もコロナに振り回されっぱなしの数年間を過ごしました。 少し時間が経ち過ぎてしまいましたが、逆に今だから落ち着いて書けることもあるようにも感じていますので早速書きはじめたいと思います。 1 ウムラってなに?イスラム教徒は経済力や健康等の条件が整っていれば、 ハッジという巡礼をするのが宗教上の義務の

    • 「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査:高齢社会対策の施策分野別調査(最新結果:令和3年度)」が面白い!!私にはってだけですが(汗)

      すごく暇な昼下がり  その日、調べものをしていた流れで、たまたま内閣府のホームページにたどり着いた。 よくニュースで〇〇審議会だの、〇〇懇談会、とか聞くけど、こういうところにその内容が載ってるんだね。 今までの自分の人生で内閣府のホームページなんて覗きに来たことなんて一度もなかったけれど、国は色々やってるんだね、なんてそのホームページを見て改めて思う。 みんな大人になったら、政府の発表とかきちんとチェックするものなのだろうか。 一応、私も必ず選挙に行くし、世の中の動き、政

      • 母の思い

        この間、産み落としたはずの息子がもう今年(2021年)は12歳になるそうだ。 時が経つのは本当に早い。早すぎる。 生活があれやこれやで大変で子どもに手もお金もかけないまま来てしまった。 子どもが産まれたら、あんなこと、こんなことをしようなんて思っていたような気がするけれど、何を思っていたのかも思い出せないほど必死に生きてきた。 本当に人生は予想外の事の連続。 自分の選択のせいとはいえ、子どもを抱えてこんなに貧乏になるとは思ってもみなかった。 特に今年は去年、日本に

        • 「キューブラー・ロス」と「ロックダウン」と「認知行動療法」と「イスラムポイントシステム」と

          ロックダウンを受容するための5段階モデルこちらの記事にも書いたのだが、私は目下、海外で引きこもり中である。 いやはや、本当に疲れている。鬱々している。上の記事には書いていない嫌なことはまだまだあって、最初は気にならないような小さな問題だと思っていたことが日によって大きな問題にすり替わったりする。例えば、同じ敷地に住む隣人との水やゴミ、洗濯の干し方等のトラブルは男性には分からないのかもしれないが、主婦である私にはいちいちチクチクと心に刺さるストレスとなる。 きっともうすぐ帰

        改宗イスラム教徒が体験した、イスラム小巡礼(ウムラ)2019の感想文

        • 「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査:高齢社会対策の施策分野別調査(最新結果:令和3年度)」が面白い!!私にはってだけですが(汗)

        • 母の思い

        • 「キューブラー・ロス」と「ロックダウン」と「認知行動療法」と「イスラムポイントシステム」と

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        • イスラム的つぶやき
          7本
        • 忘備録1
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        記事

          突然、家に帰れなくなった!ロックダウン我が家の記録

          そもそも出国時からギリギリ 2020年3月、中国から始まったコロナウィルスの猛威はヨーロッパにも広まりつつあって、とうとうアフリカはエチオピアにも感染者が出てしまったというニュースが出始めた頃、私は夫の出身国に預けていた息子を迎えに行く準備をしていた。 息子はこの半年間、「アフリカを体験させるには、一番いい時期だろう」ということで、家族で里帰りしたついでに、夫の出身国であるガーナで夫の親族と暮らしていたのだ。 なかなか適応能力のある息子はホームシックになることもなく、

          突然、家に帰れなくなった!ロックダウン我が家の記録

          「マシュマロ テスト」と「ラマダーン」

          2020年4月。ラマダーンがやって来た!世界のイスラム教徒のうち、健康に問題なく、信仰心のある者達は絶賛断食中のこの時期。 断食とは言っても国の緯度にもよるが、今、私のいる場所だと、朝4:30頃から、夕方18:00頃まで、飲み食い禁止。汗がダラダラと流れるような日は水分もダメなのはちときつい。 で、夕方のお祈りの時間になったら、断食解禁‼️ 普段であれば、モスクでの集団礼拝、街へ繰り出したり、家族や親しい者同士で一緒に食卓を囲んだり、一緒にイスラムについて勉強したり、贈

          「マシュマロ テスト」と「ラマダーン」

          児童書なのにすごく考えさせられた本→『となりのアブダラくん』

          「は〜、みんなと別れたくないよ〜。なんでここでおわっちゃうの?」我が家の(当時)小4男子、読後の第一声がこれ。 小5になったけれど、全く学校へ通えない今(2020年5月現在)、何度も何度も読み返して、ほぼ暗記しているような状態。脳内登校しているのであろう。 親の私はと言えば、結構、泣かされてしまった。 ざっくりとあらすじ(Amazonから拝借) 自分の趣味を人に知られたくない、悩める小6男子。ある日、日本語を話せないパキスタンからの転校生のお世話係にさせられたのだけれど

          児童書なのにすごく考えさせられた本→『となりのアブダラくん』

          「たぶん改宗したから飲酒卒業できたと思う」というおはなし

           今回は「お酒」について。 ご存知の方もいらっしゃると思うが、イスラム教徒は飲酒は推奨していない。 なので、改宗してお酒はやめることにした。 そして自分でも信じられないくらいに、なんの躊躇もなくスパっ!とやめた。改宗して以来飲んでいない。 私とお酒の蜜月期元々お酒は大好きだった。高知と秋田出身というお酒に強い親族に囲まれていたこともあって、飲酒するという風習は当たり前だった。「お酒とは毎日飲むもの」「人が集まれば浴びるように飲む」そんな家だった。きっと飲兵衛遺伝子も貰

          「たぶん改宗したから飲酒卒業できたと思う」というおはなし

          ミニマリストと宗教:みんな「枠」を求めてるのかもしれない。

          【マイ大草原と小さな家ブーム】 「自分が持ち運べるモノだけで生きる」ということが子どもの頃からの憧れだった私。というのも、小学生の頃の私は『大草原の小さな家』の熱狂的なファンで、ドラマは勿論必ず観ていたし、本はシリーズを親に頼んで買ってもらい、ビデオというものが世間よりも、かなり遅れて我が家に来たときに、再放送か、再再放送かだったものを必死に録画しては、毎日観ているという生活を送っていた。 遊びは勿論、「大草原の小さな家」ごっこ。 鞄に大事なものを厳選しては入れ、(な

          ミニマリストと宗教:みんな「枠」を求めてるのかもしれない。

          イスラム教徒になったから出来た私服の制服化

           【ビフォームスリムの頃】 正直に言うと、かつてアジアを旅していたころ、イスラム教徒の女性達のファッションにいい印象はまるでなかった。「あんなほっかむりして大変だよね」なんて思っていた。 インドに留学していた頃、あちらの女性達が着ていたパンジャビドレスは何枚も仕立てて楽しんではいたけれど、ムスリム女性の服装を真似しようなんて思ってもみなかった。というか、興味もなかったので、しっかり見ることもなかった。 しかも他のアジアの国から来たクラスメートと一緒になって、イランから来

          イスラム教徒になったから出来た私服の制服化

          遠くに行きたいと願ったらイスラム教徒になっていた…

          「ここじゃない。どこか別のもっと遠いところに私の居場所はあるような気がする」 いつも、いつもそんなことを感じながら生きてきたような気がする。流行に乗ってみたり、旅をしたり、田舎や海外で暮らしてみたり、子育てをしていても、いつもいつも、なんとなく満たされないような、物足りないような。 そして色々あった末にイスラム教徒になった。(2016年1月に改宗) 普通の日本人…なにをもって普通の日本人とするかは難しいが、例えば、イスラムに改宗する前の私のように、死ねば仏教の寺で葬式、

          遠くに行きたいと願ったらイスラム教徒になっていた…