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初めてのボイトレに健康との繋がりを感じた話

こんばんは。

先日、人生で初めてのボイトレを経験しました。

歌は好きですが
人前で歌う機会はせいぜいカラオケ程度。

カラオケに行く機会もコロナ禍以降減ったため
最近はお家で一人気持ちよく歌う程度。

そんな私がなぜボイトレを受けるに至ったのか。
そしてなぜ健康?ということを
久しぶりの記事で綴ってみました回です。

特にボイトレを勧める記事ではないのですが

  • ボイトレって興味あるけどどんなことするの?という人

  • ボイトレの歌以外の活用法に興味がある人

  • 単純に健康とボイトレの関係(持論です)が気になる人

  • 健康になりたいリモートワーカー

といった皆さんに届くと嬉しいです。


1.ボイトレを受けるに至った経緯

健康との繋がりを語り始める前に
私は歌唱力向上に強いモチベーションがあるわけではありません。
好きな曲は気持ちよく歌えた方が良いな
とは思っています。
歌への情熱はそのくらいのものです。

ではなぜボイトレに行き着いたのか?
という話ですが

これは単純明快で
たまたま知り合った方が
たまたま体験レッスンをやっていたから
です。

in ジョージア

しかしながら誰のレッスンでも受けたかというと
そうではなかった気もします。

今回ボイトレをしてもらった方は
音大卒で既にボイストレーナーとしての実績があり
専門的な知識や指導の経験があるということで

駆け出しというよりは
もはや立派なプロのトレーナーさんです。

そんな方に無料でレッスンしていただけるなんて
多分今後出会うことのない機会ですし

今後も継続する興味を持つかどうか
判断するにも十分な機会だと思い受講に至りました。

▼講師情報(オンライン対応◎)


2.ボイトレの目的

歌唱力向上にモチベーションがないと言うものの
今回はトレーニングを受けると言うことで
1曲課題曲として好きな曲を選ばせていただきました。

しかしながら当然1回で一気に歌が上手くなる!
ということでもありません。

そこで私は自分の現状として
呼吸の仕方や発声の仕方の癖を知る
ということを1つ目的としていました。

今回のモニター参加者の中には
歌はいっさい歌わずに話し方のトレーニングのみ
という方もいらっしゃいました。

ボイストレーニングというのはその名の通り
歌うためのトレーニングということではなく
声そのもののトレーニングです。

私なんかは結構歌のイメージが強かったのですが
歌の向上が普段の発声や呼吸法、姿勢の改善に繋がり
歌、声、さらに人体そのものやマインドの理解にも
深く繋がっていく可能性を感じました。


3.トレーニングの流れ

本来は、トレーニングの目的や目標に対して
一度現状把握をした後に
それに向けたカリキュラムやメニューが組まれるのだと思いますが

ここで書くのは飽くまで体験回として経験した流れであり
健康との関連を説明する前提の情報となります。
(メモしてないので抜けてるかもですが)

体験トレーニングの流れ(60分)
1. 座学
2. 体をほぐす
3. 喉を開く
4. 立ち方の確認
5. 腹式呼吸の練習
6. 歌ってみる①
7. 発声練習
8. 歌ってみる②

座学では、声に課題がある場合の要因箇所であったり
音痴と言われるものの種類であったり
そういった要因分析の軸のようなもののインプットが基本でした。

何かを改善する時ってスタートとしては
今起こっている問題を深く理解すること(what)
それがどこで起こっているのかを分析すること(where)
って非常に大事なことです。

例えば頭が痛い原因も様々で
それが脳の不調で起こっているのか
肩の凝りなどの別の箇所の不調で起こっているのか
どこでが原因箇所なのか?ということを探るのは
非常に重要なことですよね。

そのあたりがつけられると
自分でも少し改善ができるようになったりもします。

そういった意味で、座学もとても興味深いものでした。

4.健康との繋がり


体験でのメニューラインナップを見ると
良い声を出すためのトレーニングには
喉だけではなく全身を使うんだな
ということに気が付きます。

なんだかスポーツ的なものにも思えてきます。

ここでは本日の主題である
ボイトレで健康になれそう!
と感じた点を挙げてみたいと思います。

◼️姿勢改善で体が整う

声を出し始める前に
ストレッチで体をほぐし
(喉を開き)
姿勢を整え
そこに呼吸を通していきます。

ちなみに意外だったのは
腰をほぐすことがとても大事だということでした。

肩とか首のイメージはありますが
腰が固まっていると上手く腹式呼吸で
呼吸が入っていかないのだそうです。

なるほど。

ストレッチも姿勢もヨガやピラティス感あるなーと思いますが
何をするにもまず骨の位置を整えることは重要ですよね。

ピラティスでは基本のABCというものがあり
 A(アライメント):骨の位置を整え
 B(ブレス):呼吸を整え
 C(コア):コアを締めた状態
で全ての動作を行います。

人って姿勢が整うとCを意識しなくても
ある程度コアに力が入るようにできており
呼吸の仕方は歌とは違うものの
呼吸の通り道を意識することもとても似ています。

良い声を出すために
凝り固まった筋肉をほぐし
姿勢を整えて呼吸の通り道を正す。

それを意識し習慣づけることで
ピラティスと同じような効果が
ある程度期待できてしまうのでは!?
と感じました。

逆にピラティスで良い声に…?
とも一瞬思いましたが
そこは呼吸法が違うのでちょっと違うか
と思い直しました。

よく考えるとそうだよなーとも思うのですが
ボイトレと姿勢改善って同じカテゴリで考えたことがなかったので
私にとっては新鮮な気づきでした。

◼️腹式呼吸でダイエット効果が期待できそう

呼吸について深掘りします。
腹式呼吸って普段しないですよね。

少なくとも私はしません。
基本肺に入れる胸式の呼吸な気がします。

特に私は普段から呼吸が浅くなりがちなので
発声練習では意識的にお腹を使って
スタッカートでスケールを歌う練習を教えてもらいました。

そうすると結構腹筋を使うんですよね。
腹筋というか、これぞまさにコアですかね。

ダイレクトに
こんなダイエット法あったよなー

と思いました。

◼️深い呼吸は脳の活性化にも!

腹式呼吸はお腹の底まで空気を入れるので
とても深い呼吸になります。

深い呼吸は全身に酸素を運び
体の血中酸素が増えると脳が活性化します。

健康的にも血中酸素は非常に大切で
(これは『はたらく細胞』で学びました)
体を健康に保つための基本中の基本だと考えています。

私は割と時間に縛りのない仕事をしているのですが
日中に外に出たいのでたまにMTGの合間に
ふらっと買い物がてら散歩に出かけたりします。

そんな感じで仕事の合間に
オンラインで手軽にサクッとボイトレができたら
頭も体もスッキリで生産性まで上がりそうですよね。

素晴らしくないですか。

◼️精神的なリフレッシュにも◎

以前、リフレッシュに関する記事を書きました。

歌うこと自体がそもそも心身に良い影響を与えるのです。
ちょっと膨らますと長くなるので
ここは外部リンクを貼りますが
歌うと幸せになれるのです。笑

声を思いっきり出すことでストレス解消になるというのは
カラオケに行ったことのある人は感じたことがあることでしょうし
感情を込めて歌うことで
自分の気持ちを昇華できるところもあるのかもしれませんね。

◼️忘れちゃいけない美容効果

ボイトレには滑舌のトレーニングもある
ということも今回初めて知りました。

滑舌をよくするには
表情筋や口輪筋を鍛えることも大事とのことで

パソコンを眺めながら仕事ばかりしていると
だんだん口角が下がり
顔全体も下がってくる…
なんて恐ろしいことになりがちです。

30代には深刻な問題です。

歌うこと自体でも
顔の筋肉を普段よりも使いますし
トレーニングとして顔の筋肉を鍛えることで
自然とリフトアップしていく未来が見えます。

素敵な声に素敵な笑顔まで手に入れられる
それがボイトレなのです。

(講師のゆかさんの笑顔もいつもとても素敵です。)

5.結局ボイトレどうだった?

ボイトレによる声以外への良い影響を
健康を中心に語ってみました。

もちろんボイトレをしなくても列挙した効果を得る方法はありますが
歌を上手に歌えるようになりたい!
魅力的な声で話せるようになりたい!
と思ってやっていたことが
健康にも繋がるというのは
すごくお得感があるなと思ったのです。

また、健康ってなかなか目に見えるものではないので
歌や声が改善されるという
体以外のところに結果が現れるというのも
一つ続けやすい理由になるのではないかな?
と思った次第です。

ボイトレ自体はとても楽しい時間でしたし
歌の上達は1日にしてならずかと思いますが
家でできるトレーニングの方法や
例えば声が少し閉じたと思ったらあくびをしてみる
といった即実践できる助言もいただけて
充実の1時間でした。

今回の話には出てきませんでしたが
声と向き合うことは自分自身と深く向き合うこと
という言葉もいただきました。
ボイトレは奥が深そうです。

ちょっと哲学的なものが好きな人とかも
楽しめるものかもしれませんね。
そのあたりはきっと継続することではじめて見えてくるところなのでしょう。

ちょっと面白そうだなと思った方や
健康のためのあれこれがなかなか続かないなという方は
人生で一回くらいボイトレを経験してみるのもいかがでしょうか。

そんな記事を書きがなら
帰国中の今日この頃です。

それでは。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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