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旅のこだわり part2

バックパッカーってなんで節約するのだろうか。正直この問いの答えはわからない。暑い国にいようが、寒い国にいようが、お金をケチる。別にそこまで金がなかったらわざわざ海外には行かない。自分がもともとケチな性格だからか、確かにこれは否めない、女の子や後輩に対しての財布の紐は緩いが、同い年に奢ることなんてそうそうない。誕生日の時でさえ若干の渋りを見せてしまう。しょうもないぞ、自分。とはいっても、好きなものへの投資はする。雑誌を買いあさり、面白い服があれば、魔法のカードを酷使。美味しいご飯を食べることもたまにある。 ケチだから節約するってのはちょっと違うのかも。

正直、旅で金をたくさん使うのはコスパ悪そうだなって思ってしまう。例えば、それなりに金を払って、綺麗な器に入ったヨーグルトが出てきて、食べたら本当に美味しかったですっていうのと、めちゃめちゃケチって、ボロボロの外装の店に入って、いびつな器に入ったヨーグルトを手で食べました。次の日、下痢になりました。こんなの後者を選ぶに決まってる。タイで水上マーケットに行きたいと思えば、多少高くても金を出す。タージマハルに入る時も同じ。オバマが食べたご飯があると聞けば、実際に食べてみる。それ以外はどうも納得いかない。ここのホテルは泊まれませんと言われ、他の1万円のホテルを紹介された。そこくらいしか空いている場所がない。泊まらなければ野宿することになる。こんな決断に迫られたら、じゃあ野宿で、と5秒もあれば決断できる。1ヶ月ほど滞在しているから1泊1万円は普通にきついが、ホテルで1万円分楽しむ元気もないし、寝るだけだから。野宿なら0円。結果論になってしまうが、フィンランドでホームレスを見たのはこの時、なんなら1万円より価値のある体験をしたつもりだ。
冷静に考えれば、これはラッキーな話なのだが。ただただ凍えながら過ごす野宿だってある。だからなんで節約するのかは明確じゃない。なんでだろう。

たくさんお金を使う旅をした事がないから、どちらがよいか断言することは出来ないが、1つ言えることは、分厚い財布を持ってるとすられるよ。


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