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そうじゃなきゃダメなのだろうか【マウンティング女子の世界に住む私】

人生の中で今いる私の世界は、マウンティング女子の宝庫だ。そんな中で暮らしている私の今を記録しておきたい。(20代、独身女子の世界)

話を聞いているタイプの人間からすると、マウンティング女子の会話はとても面白く、窮屈だ。
「何歳までに結婚して、子供を産まなきゃいけない」「男性に求める理想像はこうでなくちゃ」「男性は高身長じゃなきゃいけない」「女は料理しないといけない」「味付けはこうしなきゃいけない」「恋愛はたくさんしないといけない」「女性は顔が良くなきゃいけない」「こんな素敵なプロポーズじゃなきゃ!」「こんなに私を想ってくれている男じゃなきゃ!」…なんて。

話題としては定番なものが多い。でもそうじゃなきゃいけないなんて誰が決めたんだろう?とよく思う。価値観は全員違うのに、何故この手話題は色々なところで成立するのだろうか。黙って頷きながら聞いている私もこの会話に賛同しているように見えるのだろうか…。

結婚の話だけに焦点をあてると、多くの女性は理想の彼に素敵なプロポーズをされて結婚しウェディングドレスを着て結婚式を挙げハネムーンに行く。子どもを授かる。なんて夢見たり考える時間があると思う。
女性は子どもを産める身体だから、当然考えることだ。でもそれを夢見たとしても、「何歳までに、結婚しなきゃ、結婚式をあげなきゃ、子どもを産まなきゃいけない」なんて義務はない。したいと思った人がやれば良い。したくない、するつもりもない人がこの結婚の話題に参加してそれに劣等感なんて感じる意味もない。

そして結局この手の話題の全てが、「自分と他人が見えている世界は全く違うもので価値観も考え方も違う。だからどちらも間違ってはいない。結局は自分の考えを理解して信じて幸せだと思いながら生きている私がいればそれでいい」で解決できる。
そう思いながら日々、この話題を聞いて頷き続ける私がいる。(この手の話題って面白いし盛り上がるよね。それも分かる)

自分の幸せを押しつけて、他人が幸せじゃないと判断することほど愚かで醜いことはない。みんな同じような道を辿らなくていいんだ。

この話で最後に記録しておきたいのはマウンティングの世界に生きていると、とてつもなく1人になりたくなる。聞くのも普通の会話より体力を使うのだ。そろそろこの世界を飛び出さなきゃいけないのかもしれないくらいの身体的影響があると実感。(職場が嫌とかではなく話を聞いているだけで疲れる)私は本当にこの話題に耳を傾けることが向いていないと思う。それに気づけたのもまた学びだ。

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