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“あいたくて☆ラジオ” あそびも終わらない!? 企画の裏話シリーズ#4

みなさん、こんにちは
突然ですが、クイズです!

問題:2023年10月7日、岩見沢市の駅横にて開催されたイベントといえば”SOZO”。
ですが、その裏で北海道教育大学の岩見沢校を会場に開催されたイベントといえばなんでしょう…?

答えは・・・


“あそびプロジェクト”!


そう。音楽・美術・スポーツの原点である「遊び」をテーマに開催されたこのイベントにも、私たち社会連携サークルきづき・きずきから1つの企画が出店していました!

今回の記事では、イベントの裏話を伺いながら、
北海道大学社会連携サークルきづき・きずきがどんな取り組みをしていたのか?
メンバーがイベントを通じてどんな気づきを得たか?
ということについて、探っていきたいと思います!(第四回!!)


“あいたくて☆ラジオ”を探っていこう。

今回は、”あいたくて☆ラジオ“の企画運営、そしてメインパーソナリティを担当した李(イ)さんから、お話を伺います!

名畑:李さん、よろしくお願いします。
初めに読者の方に向けて、簡単な自己紹介と最近”遊んだこと”を教えてください。 
李:北海道大学1回生の李と申します。最近遊んだことですか? 
(ZOOM画面上で)この後ろにダーツボードが映ってますよね。それを昨日バリバリ投げてました(笑)。 


李くんの自宅のダーツボード。これはかなりの腕前!

名畑:おー、かっこいいですね!
ではでは、こちらからは質問を投げていこうと思います!

どんな企画だった?


名畑:まず私から、今回の企画“あいたくて☆ラジオ”についてザックリおさらいしますね。


当日の様子(向かって左が李さん)
ラジオ企画周辺の様子

あいたくて☆ラジオは、岩見沢市の自慢や普段言えなかったことなどが発信できる、みんなのラジオ!
人々が行き交う廊下の真ん中で、ラジオの公開生放送が行われました。

時には“あそびプロジェクト”イベントの様々な企画を紹介し、
時にはイベント来場者がハガキ職人にも、ゲストパーソナリティにもなる。
そんな「超リスナー参加型」のラジオ企画でした!

果たして、企画は成功したのでしょうか?

どんなドラマが生まれたのか?
さっそく聞いてまいります!

名畑:今回、李さんは”あそびプロジェクト”で、初めて企画をメインで担当・運営しましたね。
何か、楽しみにしてたこととか、逆にこういう部分が不安だったな~ということがあれば、教えてください。

李:そうですね。自分で企画して運営してとやったのは、もうほぼ人生初めてじゃないかなっていう経験でしたね。
その分、予想通りにお客さんが来るかどうか?というのはちょっと心配でした。
特に(ラジオの)お便りとして、お客さんの意見を募ったりしていましたから、
繋がりを大事にした企画として、これが成り立たないと話にならない、うまくできるかな~?っていう不安がありました。

名畑:初めての企画で楽しみだったことは? 

李:お客さんが実際に参加する企画を始めとして、お客さんから漫才で言うツッコミみたいなものが出てくると面白いなと思っていました。

名畑:ほう!

李:実際には、ラジオブースの前方に椅子をいくつか用意してみたんです。
そこでお客さんが休憩がてら聞いてらっしゃいましたから、僕もね、かなり(ツッコミを)狙った部分もあったんですよ。かなりイカれた発言を何回かしたので(笑)。
そこでお客さんが「そうにはならんやろ!」ってツッコミを入れてほしかったなっていうのは、ある意味楽しみの要素にしてましたね!

名畑:え、実際入れてもらえたの? 

李:実際はあまり無かったです。

名畑:じゃあ、ただただ変なこと言ったやつみたいになったんですね(笑)。

李:ただただ、変なこと言ってましたね(笑)。

初めての企画準備


名畑:では、企画準備を振り返っていきます。
今回、あそびプロジェクトの出店募集が来たのは7月中旬ぐらいでした。それから10月7日の本番までに、どういった準備をしてきたんでしょうか?

李:厳密には、無線で配信していたわけでは無いのでちゃんとしたラジオではないのですが、一応ラジオ形式の企画ということで「何について話せばいいか?」を練るのが一番大変でしたね。

 イベントの日程上、尺としては5時間ぐらい喋ることになっていました。
さすがに5時間フリートークっていうのは大変です。途中で一時間ぐらい休憩を入れるとしても、そんな長々と喋れる自信がなかったので、見た目上はフリートークなのだけど、ちゃんとどういうテーマに沿って話すかを決めておくことにしました。

名畑:なるほど。

李:そのテーマをどうすればいいんだ?と考える時には、社会連携サークルきづき・きずきのアイデンティティを保ちながら、ラジオで喋るということの両方を活かすことを大事にしました。 

名畑:今回の企画は「ラジオをやる」というのが先に決まって、そこから何を話すかっていう形になっていたんですね。

李:そうですね。
あとは、結局リスナーさんがいないと意味がないので、どうすれば多くのリスナーさんが聞いてくれるかな?というのも結構考えてました。
看板やポスターを作ってたのはその流れで考えたかな?やっぱりただ、長机にマイクだけ置いて、淡々と喋ってもちょっと寂しいと。
実際のラジオの公開収録の場の装飾を参考としながら作りました。

公開収録ブース風の装飾(向かって左が李さん、右側がラジオ企画のメンバー)

名畑:会場の様子を拝見して、「ラジオしている感」すごい!って感動しました。

李:あ、でも、僕は案だけ出して、実際作ってくださったのは他のメンバーでした。大感謝してます…!

 

イベント当日。果たして参加者は・・・⁉


名畑:そんな準備期間を経て、いよいよ本番を迎えたわけですが、ラジオ企画にはどれくらいの参加者がいましたか?
どうやってカウントしていたのかな?

李:厳密にはカウントしてないんですが、「みんなの主張」というコーナー(リスナーの皆さんに直接ブースに来て喋ってもらう)が二回ありまして、大体1人10分ぐらい目安で進めたら10人ぐらい来てらっしゃったかな。
あとは、「お便り」がめちゃくちゃ来てました!10通以上くらい。

沢山届いたお便り


名畑:おお、いいですね!
それにプラスして、聞いただけの人もたくさんいるってことですよね。

李:そうですね! 

名畑:多くの参加者がいたということですが、その方々の様子を見て、ラジオ企画で達成したかったことについてはいかがでしたか?

李:そもそもは、地域のみんな皆さんとの繋がりを作ろうという考えから始まった企画でした。あそびプロジェクトには、地元の家族連れのお客さんが結構来ていて、最初からその目的は達成できたんじゃないかなと思います!

やってみて初めてわかったこと


名畑:生放送ということでしたが、想定外の出来事もありました?

李:「みんなの主張」コーナーでは10人くらい参加してくれたって言いましたよね。そのうちの 2~3人ぐらいは、あそびプロジェクトに出店していた別団体の方々が企画紹介をする形になったのですが、実はそれ以外の方は全員お子様だったんです。小学3年までかな。

みんなの主張に小学生の男の子が参加


名畑:
なかなか低年齢層だね。

李:そうですよね。だから、もうちょっと通りかかった大学生の方とか大人の方にも来てほしかったなと思っていました。
僕的には、参加してもらうときに「ユーチューブに動画撮って載せます」は厳しくても、「ラジオで声だけ参加」ならずっとハードルが低いと考えていたんです。
実際は、意外とそうでもなかったですね。

名畑:うーん。やってみて、初めて気づくこともあるよね。声も駄目だけど、お便りならOKみたいな。 

李:はい。お便りを出してくださった方は結構いましたからね。

名畑:面白かったなとか、思い出深いお便りとかありました?

李:結構あるんですよ!それが!

名畑:おおお! 

李:例えば「地方の活性化のためにどういうことをしたらいい?」というお便りが来ました。めちゃくちゃ返事に困ってたんですよね、あれ(苦笑)。いい加減なこと返せませんから。

あとは、「卒論がだるすぎます。誰が書いてくれませんか!」というのがありました。「いやー、さすがにそれは無理でしょ~」って言いながら、めちゃくちゃ分かる~みたいな話。

名畑:印象深い話いっぱいですね。

李:お便りの内容については、今後おそらく公開しようかなと思うので、皆さんお楽しみに!

岩見沢でも、築いた!気づいた!

名畑:今回のラジオ企画の準備・運営を通して、李さん自身が得た、気づき・築きをぜひ教えてください。

李:「築き」の方から。 繰り返しですが、やっぱり岩見沢市が地元の皆さんと繋がりが築けましたね。

リスナーの方だけでなく、イベント会場の下見に行った時からお世話になった教育大岩見沢校の職員の方々だったりとか、本番の時に参加してくださった他企画の方。あとは「能の話を聞け!」という企画でお話ししてくださった角先生と岩見沢の職員さんには、最初の調整から本番までお世話になりました。そういう人間関係を築くことができたんじゃないかなと思います。

名畑:人との繋がりをコンセプトにした企画でしたが、その企画を立ち上げる過程でも人との繋がりが沢山できたんですね…!

李:「気づき」の方。僕は、もともと別の活動としてラジオをやっているんです。
僕自身、顔が公開されるのにはちょっと抵抗あるんですけど、声だったらOKみたいな価値観なんですよ。だから、みんなも参加してくれるだろうと思っていたのですが、実際はそうじゃなかった。 色々な価値観があると気づけましたね。

名畑:そうですね。私も、こうして記事をまとめていると、本当に様々な考えの人がいるなと思います。 

今回、あえなかった人も・・・⁉


名畑:最後の質問です。今回気づいたことや企画の経験を踏まえて、これから李さんが、やっていきたい企画があればぜひ教えてください。

李:そうですね!僕は引き続きラジオをやりたいなと。
実は、まだ確定してはないですが、社会連携サークルきづき・きずきの発信媒体の1つとして「ポッドキャスト配信」をしてもいいんじゃないか?と考えています。
イベントのときに単発!みたいな感じでは終わらずに、もっと続けていけたらなと!! 
(2023年11月現在、「大学生の自由研究」という名前でポッドキャスト配信を始めようと準備中だそうです!)

ポッドキャスト配信の時のロゴ案



名畑:じゃあ、“あいたくて☆ラジオ”の続編が期待できると!

李:そうですね。実際、企画を立てた段階からシリーズ化前提みたいな話でした。実は一発だけじゃないんですよ。

名畑:では今後も“あそびプロジェクト”での経験が活かされて、どんどん良いものを作っていけるといいですね♪
では、これで李さんへのインタビューは終わりたいと思います。ありがとうございました!

李:ありがとうございました! 


ラジオ企画に参加したメンバー。無事企画が終わってみんないい笑顔!

編集者コメント:
SOZO、あそびプロジェクトの企画の裏話シリーズは、いよいよこれにて終了です!今回の編集は名畑に代わって岡田が担当しました。

社会連携サークル きづき・きずきには、決められた一つの活動内容があるわけではなく、”社会に向けて自分のやりたいことを実現するサークル”です。
それぞれがやりたい企画にも、価値観や積み上げてきたものが表れるところが魅力!
このシリーズ記事ではそんな、イベント当日だけでは伝わりきらない、みんなのこだわりや価値観が知れて、このシリーズ記事自体も素敵な企画だなと感じました!

サークルメンバーも増えてきて、きづき・きずきでは、今後もきっと色んなメンバーの”その人らしい”企画が生まれるはずです!
今後のnoteでもその様子をぜひ見守ってくださいね♪

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